第20話 反抗期

子供は必ず反抗期を迎えます。我が家でも大なり小なり反抗期はあったと思います。精神発達の過程で、私の意見に対して拒否、抵抗、反抗的な行動をとることはありました。子供から大人へと成長する過程で誰もが通るものと思っていても頭にくることはありました。

中学生にもなると親が話しかけても無視をする事ってよくありませんか?無視された時は「親が話しかけているのだから答えなさい」と注意をしていましたが、その注意に対してもも知らんぷり。

息子が無視をするのならば私も無視をしてやれ!と思いしばらく話をしませんでした。もちろん食事も作りません。そうすると「お腹すいた。ご飯は何?」と話しかけてきます。都合の良い時だけ声をかけてくるな‼と心の中で思いながら息子の声が聞こえていないふりをします。

「お腹すいたんだけど」と少し声を荒げていって来たら、「さっき私が話しかけたとき無視をしたでしょ‼だから同じことをしてるだけ‼無視をするということはもう母親は必要ないということでしょ‼」と言い返しご飯も作らず無視続行。

「くそババー」と言われたら「ババーなんでもう眠たくなりました。」と言いご飯を作らず寝ます。

空腹には耐えられない息子たちは「態度が悪かった」と必ず謝ってきます。その時にちゃんと話をして「親に対してババーと言ったり、無視をしたりするのは良くない‼子供のために一生懸命働いて家事仕事も子育てもしているのに‼親に対しての態度をちゃんと考えなさい」と注意をしていました。

三男は最長2日間絶食。もちろん冷蔵庫の中には野菜や肉は入っていたので自分で調理すれば食べ物はある状態でした(笑)。「ダメな理由」「親の気持ち」などトラブルの原因をちゃんと話せば子供たちは親に対して大きな反抗はしてこないと思います。

「気持ちや考え」は親子でも見えないし理解できないのでちゃんと言葉で表現することは大切ですね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

我が子を難関国立大学に合格させた貧乏シングルマザー・子育て編 くまこ @kumacokumaco

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ