幕間 ルシフェルの刺客
ルシフェルは魔王城の玉座に座り物思いにふけっていた。
ルシフェルには夢があった。
それは、妹であるルシファーと結婚し子供をもうけることだった。
だが、魔王サタンによって生み出された兄妹である二人には血の繋がりがある。
二人の結婚は、禁忌であった。
二人が結ばれることはない。
故に妹の姿を見るのは辛かった。
そして、魔王から『憎悪』を引き継いだ。
兄が9割。
妹が1割。
『憎悪』は手に入らない妹に対する憎しみ奴らさに蒔きをくべた。
こんなにつらい思いをさせる妹ルシファーは殺さねば。
ルシフェルはそう思い、妹を襲った。
愛憎というやつだ。
「さて、ルシファーを探さねば」
ルシフェルは立ち上がる。
「フィーナはどこにいる?」
「ここです」
ルシフェルの前に痩身の赤い髪の美しい女が現れた。
「お前にルシファー討伐を命ずる」
「かしこまりました」
女は頭を下げると消えた。
異世界〜貴族のロリエルフは王都で俺と結婚したいらしい。イマイチ乗り気じゃないんですけど。先回りしてイベントをクリアしたら主人公が怒って攻撃して来た うんこ @yonechanish
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