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交錯 (4)」への応援コメント

  • …そうですよね。交錯というタイトルなら、当然、カウティスとリィドウォルという可能性もあるわけで…堰の決壊というひとつの契機によって、譲れないものを抱えた双方が交わる瞬間は、それほど遠い話でもなさそうな気がします。
    そして、きっとその時には、セルフィーネが受けた仕打ちをカウティスが知る瞬間でもあるんですよね…この交錯に、今から怯えています。
    カウティスに限った話でもないとは思うのですが、愛する者を不当に傷つけられて怒りが湧くのは、ごく普通の感情だと思います。ただ、一般のそれと大きく違うのは、受け継がれ、眠っている詛をカウティスが持っている事なんですよね…どうにか穏便に済むと良いのですけれど。

    前話で強大になったセルフィーネの力を描きたかった…と仰っていましたが、なかなかどうして、カウティスの魔獣討伐の腕も相当ですね。進んで打って出るタイプの聖騎士…確かに珍しい気もしますが、暇さえあれば、そして煩悩に囚われそうになる度に剣を振っていただけの事はありましたね(笑)
    余談ですが…返信で口ごもっていたのには、ちょっと笑いました。どうあっても二人の物語をすんなり進めるおつもりがない様子…幸まる様、つくづく恐ろしいお方ですよ、本当に…(笑)

    ここでのイスタークは、いわゆる聖職者としての側面がはっきりと表立っていて、普段とはまた違った一面でした。つい根を詰めてしまうカウティスを静かに諭す様は、ハルミアンに対して小言を口にする時とは全く別人。公私をしっかり分けられるところが、またいかにもイスタークらしくて、ちょっとニヤニヤしてしまいました。
    何にせよ、ザクバラに入ってからのカウティスは、ずっと働きづめで考え通しだった様に思えていたので、強制的にでも休めてちょっとホッとしています。まだまだ出会うまではきっと長いので、今は少しでも休んで欲しいところです。

    作者からの返信

    続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。

    “交錯”タイトルの8話には、実体の交錯と共に、幾人かの交錯する想いも加えて書いています。
    勿論カウティスとリィドウォルにもいえることで、間違いなく出会ってしまえば懸念される事態になるわけで…。
    果たしてこの二人はどこでぶつかることになるのでしょうか。

    『煩悩に囚われそうになる度に…』で笑ってしまいましたが、確かに彼はそうですね!(笑)
    『どうあっても二人の物語をすんなり進めるおつもりがない』
    おかしな…、甘々はどこへ行ってしまったのか…(汗)。
    甘々不足の禁断症状が出そうですわ…。

    聖職者としてブレない男、イスターク。ニヤニヤして頂けて、嬉しいです(笑)。

    続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
    ありがとうございました!

    あ!
    御作コメント返信で、登場人物の書き分けについて詳しく教えて頂き、ありがとうございました。
    好みの登場人物以外、いつもフワッとした設定しか作ってなかったので(オイ)、次は絵も交えて書き出してみるのも良いかもしれませんね。
    とっても参考になりました!