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迫られる選択」への応援コメント


  • 編集済

    以前、返信でちらりとお話させていただいたの、これです。
    一言も話していないのに、その周囲の人物の思考や挙動、そして状況描写で、カウティスの耐え忍ぶ様は勿論、固く秘めた決意までがありありと分かってしまう…この幸まる様特有の筆致、本当に素敵なんですよねー…ちょっとテンション上がってしまいます。
    …ちょっと脱線しましたが、イスタークが思案を巡らせた通り、図らずも近づいていくカウティスとセルフィーネは、既に運命の車輪の中にいる様にも思えます。後はリィドウォルを前にして、怒りに身をやつしてしまわないかだけが目下の不安要素です。

    そしてジェクド。どこか達観している様で、ドライな物言いに終始していますが、根底に眠るリィドウォルへの思いが、これほどまでに熱を持っていたとは思いませんでした。彼には国の臣下である以前に、友人としてリィドウォルが心配なんですね…この二人がどこでどう友人関係になったのか、ジェクドが執心する理由も含めて、凄く気になります。
    前政権の方が老王の今よりマシと言ってはばからない辺りにも、彼の達観がまた上手く現れてもいるのですが、…確かに、気に入らない貴族はすぐ処断、それどころか王太子すら手をかける直前までいったほどです、落ち着いて考えたら比べるまでもないですよね。

    ですが、それが分かっていても引き返せないのもリィドウォルなんですよね…国を思って詛の解放を目指し、老王を救う…たった一人の人間に成し遂げられる様な簡単な試練じゃありません。でも、これが宿願でもあり、原動力でもある彼には、友人の説得も動揺を誘うに留まっていた様ですが…ここでセルフィーネ、しかもまさかの謝罪です。あんな目に遭わされたのに、ですよ。
    リィドウォル、これを聞いてどう動くのか…ここまでされて、自らの過ちに気付けない男ではないと勝手に思っていますが、同時に、死ぬほど頑固なのも知っています。安易に心を開いたりはしないのでしょうが、彼女との対話は間違いなく彼にとって救いになるはず。どうか、忘れていた大切な事に気付いて欲しいと願うばかりです。

    作者からの返信

    続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。

    『幸まる特有の筆致』…あ、改めてそんなふうに言って頂けるとは…!
    意識して書いていなかったので、驚いて狼狽えております。
    難しい文章や表現は書けなくて、子どもの作文みたいだな…と思う時もあったので、恐縮です。でも嬉しいです。ありがとうございます!

    出場回数を重ねるごとに、人物像が深まっていくのは当然なのですが、ジェクドを書くのはちょっと難しかったので、リィドウォルとの関係まで気にして頂けるのは嬉しいですね。
    かるーく過去設定は作ってありますが、本編には全く!全く!出ません(笑)。すみません、はは。

    ジェクドに諭され、動揺と迷いを持ったままセルフィーネと対峙するリィドウォルです。
    果たしてどんな形の面会となるのか、続けてお見守り頂ければ嬉しいです。
    ありがとうございました!

  • セルフィーネ1人では詛は解けないでしょうね
    皆が幸せになりたいと願いながらも間違い、すれ違い
    場合によっては最悪の事態になる
    なんにせよ自分の出来る事を精一杯やって最後まで諦めず足掻き続けるしかありません。

    作者からの返信

    続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。

    はい。セルフィーネ一人では、詛全てを解くようなことはできません。

    人の数だけ、望む幸せがあって、其々が間違ったり、噛み合わなかったり…。一人では生きていけないだけに、上手くいかないものですね。

    『自分の出来る事を精一杯やって最後まで諦めず足掻き続けるしか』
    仰る通りだと思います。
    足掻くのが人間の強さで、愛おしい部分でもあるのではないかと。

    残り三十話程になります。
    主人公をはじめとする人々が、足掻いて求めるものに手を伸ばす様を、最後までお見守り頂ければ幸いです。
    ありがとうございました!

  • ジェクド、予想外に良い男でした。
    リィドウォルのことをこれほど心配しているとは。

    残りも30話程度になってきましたね。
    どうやって詛を解くのか。竜人たちも間違いなく絡んでくるでしょう。
    結末は見えていても、どうやってそこまで進むのか。楽しみです。

    作者からの返信

    続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。

    『予想外に良い男』
    ありがとうございます!
    ジェクドはリィドウォルの数少ない(笑)友人です。
    詛も血の契約もないので、リィドウォルより臨機応変に動けるのが強みかもしれません。

    ネット小説というものに触れ始めたばかりで書き始めたので、一話も随分長く、読み辛い部分も多いのですが、勢いで書き切りました。
    楽しみと言って頂けて、本当に嬉しいです。
    最後までお付き合い頂ければ幸いです。
    どうぞよろしくお願い致します。

    ありがとうございました!