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2023年12月11日 05:17
弟を思って眠れないエルノートの姿にしんみりしたのですが、イスタークの下で聖騎士として、しかももっとも立場が下というカウティスの姿、あまりにも斬新です。経歴では先輩にあたるカッツとダブソン、新登場の二人にも俄然注目ですね。ラード、マルク、ハルミアンといったわちゃわちゃ組の露出が減ってしまうだろう今後をどう盛り上げてくれるのか、期待しています。そして、やはりと言うべきですね…イスタークの見事な線引き。彼の聖務に対する実直さが、ここでも圧倒的に物語とカウティスの双方を引き締めています。一方、アナリナの通信が気にはなっていたのですが…まさかの激怒だったとは思ってもみませんでした。てっきり、聖騎士なんだから今後はこうしなさいよ…的なアドバイスだと思っていたのですが、落ち着いて彼女の性格を振り返ってみれば、この展開にも納得です。どこまでも最高ですね(笑)更に、書き手としてうむむと唸らざるを得ないのが、描写の取捨選択ですよね。一気に話の風向きが変化していくここの展開で、ネイクーン王家との別れのくだりは、出来る事なら書いておきたい場面でもあったはずです。ですが、そこに敢えて描写を割かず、数行程度に落ち着かせた事で、別れの寂しさの余韻を残さずに、カウティスが向かう新たな展開と、彼の決意の強さを同時に感じさせる形に仕上がっているんです。これ、ちょっと凄い事ですよね…好悪関係なく、書き手は登場人物全てに愛着があるはずです。どうしても重ねておきたかったはずの彼らの描写を大幅に削った英断はちょっと圧巻ですし、だらだら書き連ねてしまいがちな私には、凄く勉強になった次第です。全てが一気に変化していく中、カウティスの想いだけが変わらず一本の軸となって物語を進めている今、幸まる様の狙い通り(ですよね?)、力強い希望がじわりと静かに感じられる展開です。明日の更新も楽しみにしていますね!
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。ちょっと前後しますが、『描写の取捨選択』についてお褒め頂き、大変恐縮です。確かに作者としてはどの登場人物にも愛着があるもので、一人一人の心の内なんかも書きたいものですよね。王城での別れは悩んだところでもあり、セイジェとのシーンは少し書いたのですが、結局バッサリ切りました。全てをエルノートとメイマナに託した感じです。それがカウティスの決意を際立たせる結果になったのなら、切って良かったです。ありがとうございます。カウティスが聖職者となったからには、イスタークは遠慮なしです。彼はブレない男です。そしてアナリナ。元王族でも容赦なしの「バカ!」通信です(笑)。彼女のメッセージは、正しくカウティスに伝わるでしょうか。カウティスの想いと決意に希望を感じて下さって、とても嬉しく思っています。仰る通り、物語の底辺から浮上すべく、次話より新章になります。どうかお楽しみ頂けますように!ありがとうございました!
2023年12月10日 13:33
アナリアの手紙、最高ですね!しかし、直接あれを書くとは、さすがにアナリアです。ザクバラに入ったら、かなりの大事になりそうですね。
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。『最高ですね!』ありがとうございます!アナリナ、神殿関係者が目にするのを分かっているのに、元王族に容赦なしの「バカ!」です(笑)。いよいよカウティス達がザクバラ国へ向かうことになります。大事になるのは避けられそうにありませんね…。続けてお楽しみ頂ければ幸いです。ありがとうございました!
弟を思って眠れないエルノートの姿にしんみりしたのですが、イスタークの下で聖騎士として、しかももっとも立場が下というカウティスの姿、あまりにも斬新です。
経歴では先輩にあたるカッツとダブソン、新登場の二人にも俄然注目ですね。ラード、マルク、ハルミアンといったわちゃわちゃ組の露出が減ってしまうだろう今後をどう盛り上げてくれるのか、期待しています。
そして、やはりと言うべきですね…イスタークの見事な線引き。彼の聖務に対する実直さが、ここでも圧倒的に物語とカウティスの双方を引き締めています。
一方、アナリナの通信が気にはなっていたのですが…まさかの激怒だったとは思ってもみませんでした。てっきり、聖騎士なんだから今後はこうしなさいよ…的なアドバイスだと思っていたのですが、落ち着いて彼女の性格を振り返ってみれば、この展開にも納得です。どこまでも最高ですね(笑)
更に、書き手としてうむむと唸らざるを得ないのが、描写の取捨選択ですよね。
一気に話の風向きが変化していくここの展開で、ネイクーン王家との別れのくだりは、出来る事なら書いておきたい場面でもあったはずです。
ですが、そこに敢えて描写を割かず、数行程度に落ち着かせた事で、別れの寂しさの余韻を残さずに、カウティスが向かう新たな展開と、彼の決意の強さを同時に感じさせる形に仕上がっているんです。
これ、ちょっと凄い事ですよね…好悪関係なく、書き手は登場人物全てに愛着があるはずです。どうしても重ねておきたかったはずの彼らの描写を大幅に削った英断はちょっと圧巻ですし、だらだら書き連ねてしまいがちな私には、凄く勉強になった次第です。
全てが一気に変化していく中、カウティスの想いだけが変わらず一本の軸となって物語を進めている今、幸まる様の狙い通り(ですよね?)、力強い希望がじわりと静かに感じられる展開です。明日の更新も楽しみにしていますね!
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
ちょっと前後しますが、『描写の取捨選択』についてお褒め頂き、大変恐縮です。
確かに作者としてはどの登場人物にも愛着があるもので、一人一人の心の内なんかも書きたいものですよね。
王城での別れは悩んだところでもあり、セイジェとのシーンは少し書いたのですが、結局バッサリ切りました。全てをエルノートとメイマナに託した感じです。
それがカウティスの決意を際立たせる結果になったのなら、切って良かったです。ありがとうございます。
カウティスが聖職者となったからには、イスタークは遠慮なしです。
彼はブレない男です。
そしてアナリナ。元王族でも容赦なしの「バカ!」通信です(笑)。
彼女のメッセージは、正しくカウティスに伝わるでしょうか。
カウティスの想いと決意に希望を感じて下さって、とても嬉しく思っています。
仰る通り、物語の底辺から浮上すべく、次話より新章になります。
どうかお楽しみ頂けますように!
ありがとうございました!