おはようございます。たびたび、失礼いたします。
良かれと思ってやったことが、逆の結果になってしまうのは辛いことですよね。そんなセルフィーネにカリカリするリィドウォル卿は、多分、あのザクバラで同じ経験を山と重ねてきたのだろうなと思いました。そのたびに失望と絶望を呑み込んで前に進んできた結果が今の彼なのだろうと考えると、敵役(悪役ではなく)として、実に深みのある魅力的なキャラクターだと思います。カウティスとセルフィーネが迎えるであろう結末と共に、彼の結末も楽しみにしています。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。
コメントを頂けるのは励みにもなって嬉しいので、いつでもお待ちしております。ありがとうございます!
ザクバラ国側の主人公として書いているリィドウォルですが、数話後に出てくる生い立ちも含め、思うようにならないことばかりでした。
完全悪が存在する方が、物語としては盛り上がるものかな…とは思うのですが、どうも私はそういうものを書くのが苦手のようで…(笑)。
『深みのある魅力的なキャラクター』と捉えて頂けるのは、本当に嬉しい限りです!
リィドウォルの先も含め、続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!
なるほど…「カウティスの詛はお前のせいだ」と言い放たれた時、セルフィーネが思っていた以上に酷く動揺がしていた様に思えていたのですが、思い当たる節があったんですね…納得です。
ほんの背中を軽く押してあげるつもりだった魔力が、十数年の時を経て詛の覚醒に繋がったとしたら、こんなに辛い話もないのですが、だからと言って今、後悔を重ねても意味がありませんし、大切なのはこれからです。打ちひしがれるセルフィーネに、早く誰かがそれを教えてあげて欲しいです。
詛の影響なのか、作中にもあった様に、子供さながらの我儘や苛立ちを頻繁に見せるリィドウォルですが、ジェクドも良く付き合っているなぁ…と感心しつつ、堰を切ったくだりでは、逆に彼のしたたかさに、別の意味で感心しました。
親友に安易に死を選ばせまいとする傍らで、身を削りつつ、決して損では終わらない…なかなか狡猾に思えますが、同時に、こうも上手く立ち回れるのはちょっとした才能ですね。権力闘争なら、何もしていない様に見せかけて最後まで残るタイプです(笑)
アナリナはまぁ…心配する以前に怒るだろうなとは思っていました。しかし、あまりにもテンポの良いバカの連呼に、つい笑ってしまいました。一方で、カウティスの真っ直ぐさを好ましいと思ってしまったり…やっぱり、彼女はいつ登場しても素敵です(笑)
さて…聖女の怒りの通信は、一体カウティスに何をもたらしてくれるのでしょうか。鬱屈としていたここ最近の空気がどこか和らいできている様にも感じます。次話を楽しみに待ちます。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
水の精霊の“情”とも言われてきたカウティスが纏う魔力てますが、こういう背景がありました。
セルフィーネには衝撃です。
セルフィーネを立ち直させるのは誰なのか…って、カウティスに頑張ってもらわなきゃですね。
ジェクド。
『権力闘争なら、何もしていない様に見せかけて最後まで残るタイプ』
まさにそういうタイプのつもりで書いてました!嬉しいです(笑)。
待居様の推しであるアナリナ(ありがとうございます)ですが、望まず聖職者になった彼女には、まず怒りと悔しさがきました。
もう「バカ!」しかありません(笑)
物語進行上での、一番暗く苦しい部分を越したと思います。
続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!