図らずもセルフィーネが人を疑う事、怒り、哀しみを覚えましたね
でも自分の行為が大切なカウティスの呪詛を呼び覚ましたと知って彼女はどうするでしょう?
誰のためでもなくカウティスのために我が身を犠牲にして浄化をしそうで心配です
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
初めて怒りの感情を覚えたセルフィーネです。
『カウティスのために我が身を犠牲にして浄化をしそう…』
カウティスの詛が事実であれば、間違いなく彼女はそうすると思います。
しかし、リィドウォルにカウティスの詛が自分のせいだと突き付けられた衝撃は大きく…。
彼女はこの衝撃に耐えられるのか…?というところです。
続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!
先ずは浅はかな私、猛省しています。そうですよね…「聖紋があった、やったー!」じゃないんですよ…結局続けて泣いています…。
タージュリヤを前に淡々と明かされる、リィドウォルの狙い。その力には今や弱り切っているセルフィーネの力が必須なのですが、…タージュリヤ相手に真の狙いを話せて気が楽にでもなったのか、リィドウォルの鼻持ちならない態度と言ったら!カウティスの名前に反応するセルフィーネを滑稽だとか、詛の影響で性格もとことん悪く鳴り果てましたね。
初めて怒りを覚えたセルフィーネに対しても、躊躇なくカウティスの詛はお前のせいだと言い放ち、詛の浄化を強要する…まぁこれこそが彼の本懐ですし、こうして脅迫めいた形で成されるのかもなぁと思っていましたが、実際に目にすると、なかなかに悪逆非道な行為です。ましてやただれに覆われ、異常な状態のセルフィーネにこの仕打ち…人の心は詛の遥か奥底なんでしょうね、きっと。
一方のカウティスとエルノートのくだり。前述した通り、単純にザクバラ行き決定を喜んでいたのも束の間、聖職者はオルセールス王国管理下になると思い出させられて愕然としました。あれほど互いを信頼し、強い絆によって結ばれていた二人の思いが、形を変えないまま行き違ってしまう口論が悲しくて、そしてこれまでの様なやり取りも見れなくなってしまうかと思うと、もう涙が止まりませんでした。
…これ、本当に難しい話なんですよね。自身の愛する者の為に、血を分けた家族にも背を向けなくてはならないカウティスと、その思いを痛いほど知っていながらも、やはり傍にいて欲しいエルノート。どちらの主張も、微塵も間違っていないんです。それでも、どちらかが飲まざるを得ないのもまた真実…最後のエルノートの言葉、思いきり胸を抉られました。
ですが、カウティスも言っていた様に、そしてまた、アナリナが聖女になった時の様に、聖紋が出て聖職者になるという事は、月光神から何らかのなすべき事が与えらる証左でもあります。辛い別れが待っているのかもしれませんが、明日の更新まで目を冷やしながら待ちます。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
初めて怒りの感情を覚えたセルフィーネですが、リィドウォルは容赦無い脅しで浄化を迫りました。
現在の彼は詛に蝕まれているわけですから仕方ないといえば仕方ないのですが、カウティスの詛が自分のせいだと突き付けられたセルフィーネは、果たしてこの衝撃に耐えられるのでしょうか…。
エルノートとカウティスの場面。
カウティスが兄に忠誠を誓う場面と重ねてみました。
信頼し合っている兄弟の別れ。
前話コメントでも書きましたが、カウティスは最初から聖騎士になると決めて書いていました。聖職者になれば全てを捨てて神聖王国籍になる…という設定は、この場面を書きたいが為に整えたものであります。
なので、ここが書けてとても満足した覚えがあります。
泣いて頂けたなら、有り難いことです!
カウティスの聖騎士認定で、今後どうなるのか、続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!
リィドウォルの半ば脅しはセルフィーネに絶大な効果を発揮しましたね。
何しろ、カウティスに魔力を纏わせた張本人とまで言われたのですから。それによって詛を呼び覚ましてしまった。もはや浄化の道しかないわけですが。
青銀の力が合わさって、きっと、でしょうか。
それにしても恋愛メインものは難しいですね。
緩急もそうですが、バッドで終わるか、ハッピーで終わるか、どちらかで全く書き方も変わってくるし。
今公開しているカクヨムコン用新作、苦戦しているのでアドバイスもらえると嬉しい限りですよ(笑)
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
リィドウォルの脅しは、セルフィーネにとっては最大威力。
お前が浄化する他、手はないと突き付けられたわけですが、果たして彼女はこの衝撃に耐えられるのか…というところです。
恋愛ものにも色々ありますよね。
恋に落ちて、知らぬ間に自分が変わっていく…みたいなのが好きなのですが、理想通り書けるかと言えばそうでもなく…(汗)、ですね。
恋愛に限らずでしょうが、想像を文章にするのは難しいです…。
水無月様のカクヨムコン用新作!
チェックしておりませんでしたー!
恋愛ジャンルではないですか!
ふふふ、これは楽しみです。
アドバイスなんて恐ろしいことは出来ませんが(笑)、後程読ませて頂きますね!
続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!
盛り上がって参りました。
しかし、そこはセルフィーネじゃなく、紋章一つで人をビリヤードの玉のようにあっちへこっちへ弾きまくる神様を恨んでくださいお兄様……。
色々と辛いですが、ハッピーエンドを信じて、続きを楽しみにしています。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
完結まで40話程になりました。
盛り上がっているように感じて頂けているなら、とても嬉しいです!
『紋章一つで人をビリヤードの玉のように…』
本当ですね!元凶は月光神だ!(笑)
神の御力は人の意志に関係なく蒔かれるもの、でしょうか。エルノートは、セルフィーネと深く縁付いた為にカウティスが連れて行かれるのだと感じたようです…。
あちこちで辛い展開になっておりますが、最後までお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!
こんばんは。
「それなのに、その周りは清々しく朝露のような蒼い香りに満ちていて、異常な状態である印象を強くした。」
ああ、リィドウォルも、ばっちり香りはわかるんですね。
カウティスの詛が目覚めたのは、セルフィーネのせい……、これは、セルフィーネにトドメを刺す言葉でしょう。
『「……セルフィーネ、そなたを初めて恨みに思うぞ」
エルノートは拳を額に当てて呟いた。』
……うん、エルノートは、思わず、そう呟きたくもなりますね。
愛する弟、終生自分を支えてくれるはずの騎士を、とられてしまったのですから。
誰も聞いてない、今だけなら、その愚痴、良いですよ。と、通りすがりの読者はつぶやきます。
作者からの返信
こんばんは。
続けて読んで下さってありがとうございます。
リィドウォルにも、香りは分かります。
彼もまた詛に蝕まれています。
『これは、セルフィーネにトドメを刺す言葉でしょう』
仰る通りです。
大きな衝撃を受けたセルフィーネ。
心を閉ざしてしまいます…。
エルノート、決して抗うことの出来ない世界の理を前に、苦しい一言です。
優しく受け止めて下さってありがとうございます。
コメントを頂けて嬉しいです。
ありがとうございました!