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…ご存知かもしれませんが、私、ホラーは好きですが、グロに対しての耐性は本当に低いんですね。いわゆるスプラッター寄りはなるべく避けて生きてきています。更に残念ながら、想像力も非常に逞しいんですね。御作で言えば、登場人物の顔や姿は一通り自分の中で出来上がっていますし、アニメにするなら声優も既に決まっています。拝読時は当然、その声で脳内再生されています。
回りくどい話になったのですが、幸まる様の描写の相まって、王様…生理的にクるほど、スゲー気持ち悪いって事をお伝えしたかったんです。変わり果てましたね…随分と…(泣)
そして魔術師達を返した後、どうやってセルフィーネを脅せるかをしれっと話し合っている二人の姿にも戦慄を覚えました。詛に蝕まれているリィドウォルは勿論ですが、その彼と普通に話せるジェクドの異常性が浮き彫りになっていて、何気に素でもっとも危険なのはジェクドなんじゃないかとも思います。
何にせよ、王が本格的に政務に返り咲くのはもう間違いなさそうです。ザクバラの混沌はまだまだ続くんですね…推しのリィドウォルが徐々にひしゃげていく様は辛いのですが、その行く末を見届けなくてはという覚悟も、このエピソードでまた強くなりました。
そして、ここでハルミアンですよ…一時は出てくる度にトラブルを巻き起こしていた彼に、これほどホッとさせられる日が来るとは思いませんでした。幸まる様、なんとありがたい…と思いかけたのですが、私を緊迫させてきているのも幸まる様だぞと気付いて、頭を振った次第です(笑)
長寿の彼に言う事ではないのですが、この短い間に本当に成長しましたね…成長というよりは、見方や考え方を改めた、と言えば良いのでしょうか。作業員たちに向けて言葉を尽くし、自らのやれる事を全てやって真摯に向き合うハルミアンの姿勢が認められる様は、やはり推している私にとって、もう本当に、心から嬉しい一幕でした。
さりげなく助け舟を出していたイスタークも、態度の軟化を徐々に感じさせていて、また良い味ですね。過去が多く語られた場面は今までないので、彼らの友としての絆が、以前どういう関係性だったのかは定かではないのですが、この天真爛漫とも言えるハルミアンを、それとなく心配しつつ基本塩対応のイスターク…という今の形が、なんとなくですが彼らにはしっくりきている様にも思えて、微笑ましくて仕方ないです。
そんな彼らの眼で見るセルフィーネの魔力が、色褪せているという異常事態。これが何を意味するのか…無理矢理搾り取った魔力なんて、ろくなものじゃなかったんだろうなぁとは思いながらも、今はただ、セルフィーネが心配です。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
ホラーはとっても苦手な私ですが、グロゲチョを書くのは少しなら平気です。あ、映像で動くのは絶対駄目です、夢に見るから(笑)。
ザクバラ国王は見た目もヤバいことに…。
…っていうか、もうアニメばりの想像をしてくださってありがとうございます!本当に待居様の頭の中を見せて頂きたーい!(笑)
『何気に素でもっとも危険なのはジェクド』
そうですね。
彼はザクバラ国の上層の一員でありながら、血の契約を上手にかわして生きてきた人物です。
犬ウェン(笑)とは、全く違いますね。
ハルミアンの成長を喜んで頂き、嬉しいです!
表面的には塩対応(笑)のイスタークですが、お察しの通り、以前より少し柔らかくなっております。
彼等の過去は作中には出ませんが、これが二人の新しい在り方かな、と私としては満足しています(笑)。
さて、変わってしまったセルフィーネの魔力。
果たして何が起こったのか…は次話をお待ち下さいませ。
ありがとうございました!
こんにちは。
ハルミアン、よくやりましたね!
そうそう、マルクのように。イスタークにむかって喋るように。それで良いんですよ、先生!
作者からの返信
こんばんは。
続けて読んで下さってありがとうございます。
ハルミアン、頑張りました!
アドバイスして貰った通りに努力してみました。
何とか上手くいきましたが、“先生”と呼ばれて仰天です(笑)。
コメントを頂けて嬉しいです。
ありがとうございました!