応援コメント

会いたくて」への応援コメント

  • もうぐわんぐわん揺さぶられる感覚には慣れてきていたはずなんですけど、今回の落差はなかなかエグいですね…老王、遂に手を下してしまいましたか…。

    苛烈な気性であっても、ひと度懐に入れば可愛がるからこそ家臣はついてきた…とありましたが、今では、その性格の良くない部分だけが残ってしまっている上、血の契約解除を願い出た家臣を翻意と見なす始末…単なる暴政の一歩目なのは間違いありません。
    そして、静かに狂っていく王に思いを寄せ、沈む船の舵を取る決意を固めたリィドウォル。王が王なら家臣も家臣…仄見える苛烈な思いに、気持ちがぎゅっと押し潰されてしまいそうです。船から荷を下ろす為のセルフィーネ奪取計画なのでしょうが、本当にその方法しかないのだろうかと、ここはどうしても彼の狭まった思考が残念でなりません。

    一方のセルフィーネに逢いたくて仕方ないカウティスのオタオタぶりが、ザクバラパートの重さを相殺…とまではいかずとも、緩和してくれているのが本当に救いです。Sまる様なりの優しさ…なんでしょうか。カウティスも「えっ、あっ、陛下」じゃないですって、本当…エルノートじゃなかったら降格案件ですよ(笑)
    二人が互いを求める気持ちが増せば増すほど、ザクバラの件も相まって、まぁ先行きには嫌な予感しかしません。何かしら事が起こるのは既定路線とも言えるだけに、とんでもない落差が待ってるんでしょうね…酔い止め飲んで次話を待ちます。

    作者からの返信

    続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。

    ついに臣下に手を下したザクバラ国王。
    『その性格の良くない部分だけが残ってしまっている』
    詛によって人格を破壊されつつある王は、まさしくそのような状態でしょう。しかし、人が変わったように見えてもすぐには信じられないのが人間というものだと思います。
    臣下の中に疑念が湧いても、すぐに王を排除とはいかないはずです。

    そして、『狭まった思考』に見えるリィドウォル。彼もまた、王と同じく詛に蝕まれているのでした。

    対してネイクーンパートは、カウティスのオタオタっぷりを楽しんで頂けたようで何よりです(笑)。

    高まる二人の想い。
    次話は甘々でお楽しみ下さい……って、鬼まるの次はSまるって!酷くないですか!?(笑)
    甘々が好きなんですってばー!(切実)