こんにちは。
……エンバー、自分がイスタークの信頼を損ねる原因をつくった、と、ハルミアンを恨めしく思ってはいない……ようですね……?
自分よりハルミアンがこれからはイスタークから信頼されそうだ、と、羨ましく思う気持ちはあれど、神聖魔法をかけてあげるくらいは、ハルミアンの事を悪くは思っていない、と。
本国に帰りイスターク様の聖王就任へ根回しだ、と、新しくやる事を思い描き、この物語からは退場か、な。
エンバーは、剣の腕は立つし、正直イスタークの為なら何でもしそうなので、カウティス、セルフィーネの近くにいると不安要素なんですよね……。(^_^;)
作者からの返信
こんにちは。
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
エンバー。
イスタークを聖王に押し上げるという願いに向かって、逸る気持ちから、やり方を間違えた自覚があります。
ですが、選んだのは自分なので、ハルミアンのことは多少疎ましく思ってはいても彼のせいだとは思っていません。
『カウティス、セルフィーネの近くにいると不安要素』
不安要素があちこちにある今、そういう要素は少ない方が良いですね…。
カウティスの知らないところで、エンバーは物語から退場です。
続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!
安心安全のネイクーンパートでも、きちんとお話は進んでいくのですが…今回はニヤリとしました。展開が巧いです。
ハルミアンが例によって倒れていて、あぁ前回と一緒か…と思ったのも束の間、使い魔を他人にあげてしまう事がどれほどの事態なのかが分かって驚愕です。イスタークの激昂も無理がない反面、やっぱり気にはしてくれているんだなぁ…と嬉しくなりました。
命を落とす危険も顧みずに使い魔を与えたハルミアンの変化も、また同時に嬉しかったですね…人と思いを通わせ、それを重ねていく事が信頼だと教えて貰えた彼からの感謝がこっそり命を賭けていた…だなんて、流石のセルフィーネも気付かないのでしょうが、本当に良かったと素直に思えます。
ここでハルミアンをエンバーに治療させるという展開が巧みなんですよね…この一連の会話で、怒りを買ってしまってもなおイスタークを敬愛している事、相変わらず聖職に真摯なだけで悪人ではない事、口で言うほどハルミアンを悪く思っていない事…更には、エンバーの治療行為を許している事から、イスタークが本質から彼を嫌ったわけではない事までが良く分かるんです。うむむです。
とは言え…聖職コンビとして良くも悪くも遊びの無い二人が見られなくなるのは、やっぱりちょっと寂しくはあるのですが。
一転して新しい実体を目にしたラードとマルク。この二人がセルフィーネを前に舌時の言動には、いつも深い敬意があって本当に好きです。特にラードはカウティス同様、見えない感じない側にも関わらず、常に敬意を払っていますよね。彼らの一貫した姿勢が、セルフィーネの存在を相対的に押し上げていて、なんだか私まで誇らしくなります。
さて…ザクバラでは魔力を終結するのは簡単ではないでしょうし、ラードの懸念は今のところ大丈夫だとは思います。ですが、油断できないのがかの国。フルデルデパートで更にほっこりしつつ、来たるべき時に備えます。
そして…申し訳ありません、レビュー書いてしまいました…。
タグに万人向けとありましたし、コメントの返信の様子から、あまりゴリゴリ行くのもなぁ…と相当自重していたのですが、最新話をボロボロ泣きながら読みつつ「…あれ?そういやもうだいぶ前から毎話泣いてない?」と気付き、結局書かずにはいられませんでした。
驚きつつも喜んでいただけたのなら恐縮です。やはり、優れたお話は他の方にも、もっと読んで欲しいものです。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
ハルミアンの昏倒理由に、さすがのイスタークも感情的に。ハルミアンにしてみれば、これも“嬉しい変化”です。
エンバーとハルミアンのやり取り部分、『巧み』と言って頂けて嬉しいですが、その読み解きにこちらが唸ってしまいました。私の頭の中、覗けました?(笑)
イスタークはエンバーを叱っただけで、決して彼を疎んじたわけでなく、エンバーも勿論イスタークを敬愛しており。そしてどういう理由であれ、選択したのは自分なので、ハルミアンのことは恨んだりしてもおらず…というようなことを考えて書きました。
そこをきれいにまとめて頂き、もう、恐れ入りました(笑)。
エンバーは物語上では退場になります。
ラードも青年期の初めはどこか遠巻きにセルフィーネを見ていましたが、カウティスに仕える内、いつの間にか彼女に敬意を払う様になりました。
そのラードの懸念。確かに、今のところ大丈夫そうですが…。
別物語のレビュー嬉しかったです!『優れたお話』と言って頂けて、本当に嬉しく…。この件は、今夜近況ノートを書くつもりなので、そこで詳しく(笑)。
続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!