はぁー…参りました。溜め息出ますね。もう着々とリィドウォルの思惑通りに物事が進み続けているだけじゃなく、状況が更に彼の野望を後押ししてしまっています。
何がよろしくないって、タイトルにもある懐柔でセルフィーネを思い通りに動かそうとする、リィドウォルのやり口ですよね。セルフィーネの魅力のひとつでもある無垢さに付け入る様に対話をし、苦笑いまで見せ、カウティスの名前まで出すだなんて…とことん卑劣です。
そして…これもまた展開としては絶妙なのですが、セルフィーネのザクバラに…更にリィドウォルに対する理解が同時に進んでしまっている事が、状況を知らずに悪化させてしまっているんですよね。「隣の国」の「一人の人間」…まぁ実際そうなんですけど、純粋であるが故に、その根底に秘めた野望と悪意に気付けていないのがもどかしいです。
望みどおりに力の一端を…しかも明らかに強大な魔力を見せてしまったセルフィーネ。あーあ…やってしまいましたね。王が再び意識を取り戻すだなんて、よりリィドウォルがセルフィーネを欲する原動力となるに違いありません。
…カウティス達の川べりの冒頭から、ちょっと嫌な予感がしているんですけど、リィドウォルの口車に乗ってしまう形で、二週間以上滞在してしまうんじゃないでしょうか。もしそうだとするなら…幸まる様の甘々大好き発言、ちょっと怪しくなってきますね、いよいよ(笑)
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
セルフィーネを上手く手懐ける為、彼女が好みそうな言動で誘導し始めたリィドウォルです。
改めて見ると、やらしいですね~(書いたの自分)。
無垢なセルフィーネがザクバラ国とリィドウォルを理解しようとする様を、『展開としては絶妙』と言って頂き、嬉しい限りです。
セルフィーネにとって、カウティスの側にいることを無条件に許されている月初めの二週間は特別です。
ザクバラ国に長く滞在を願われたとしても、そこは譲れない部分でしょう。
…というわけで、次話より月が替わりまして、お待ちかねのネイクーンでの甘々パートへ!!
あれ?
お待ちでなかったですかね?(笑)
続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!
月光神の力は、竜人の血の詛も解除できそうに思えますね。
今のセルフィーネではまだ無理ですが。
リィドウォルの策略もまさにこれからといったところかもしれませんね。
下記、「ニ」が漢字ではなくカタカナになっています。
「~ニ年近く伏せっておられる」の部分です。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
リィドウォルの予想通り、セルフィーネの魔力と月光の御力を持ってすれば、詛は解けるかもしれません。 こうなってくれば、彼の手は更に伸びそうです…。
ザクバラ国では助け手がいないのが辛いところです。
誤字のご指摘、いつもありがとうございます!
早速直しました!!
続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!
セルフィーネ……、綺麗……。(人´∀`).☆.。.:*・゚
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
……一瞬、魔術師長ジェクドの言葉かと思いました(笑)。
三国共有になって弱々しくなったセルフィーネの魔力ですが、その輝きは美しいままで…。
ネイクーン以外の人々にとっては驚異のものなのです。
晒してしまって良かったのか…。
続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!