ハルミアン、最近すっかりイスタークに対して素直になってきましたね。聖堂建築を口実に一緒にいたい思惑を寝言で口走ったわけですが、それが無かったとしても、言動から既に駄々漏れているところが微笑ましいです。
イスタークも毎度、良い感じで困惑(笑)していて…思っているより、この二人の関係の氷解は近い様に思えています。聖堂が出来上がる頃には、昔とは違う形でも、新しい絆が生まれるのを楽しみにしています。
エルノートからの他愛ない質問に、ネイクーンへの想いを新たにするセルフィーネ。マルクの試験の結果や、カウティスの素振り…幾つかの他愛ない約束を胸に、またネイクーンに戻る日を楽しみに旅立つわけですが。
こういう、ほんのちょっとした場面の描写が、セルフィーネがネイクーンで大切に思われているかを物語っていて、また、それをセルフィーネ自身も感じ、想い遣っていく…この積み重ねが彼女の原動力になっていく様は、静かな中にも希望が仄見えて、じんわりと嬉しくなりますし、
セルフィーネは本当に強いなぁ…と、感嘆するところでもあります。ザクバラから戻った頃のボロボロの状態を考えたら、こんな風にフルデルデに行けるまでに回復するとは到底思えませんでしたからね。
それもきっと、向けられ、寄り添う多くの想いがあってこそ為せた事なんだと思うと、…物語上仕方ないのですが、セルフィーネにはどこにも行かず、ネイクーンでのびのび過ごしてて欲しいです。
勿論、そうはいかないのも分かってますし、詛の絡みでまた鬼の仕打ちも待っているんでしょうし…(笑)それでも、セルフィーネが少しでも安寧の時間を過ごせる事を願っています。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
聖堂図面を任され、認められ、イスタークに対してもすっかり遠慮のないハルミアンのペースが戻ってきていますね(笑)。
ペースに引っ張られがちになっているイスタークですが、やはり引かれた線はなくなっておらず…、ハルミアンはもどかしい様子です。
二人の関係はどうなっていくのか、続けてお楽しみ頂ければと思います。
ネイクーンから離れる期間があるからこそ、より想いを強くするセルフィーネ。
強い、と言って頂き嬉しいです。守られるだけのヒロインは好きではないので(笑)。
本当に、ネイクーンでのびのび過ごせる日はいつ来るのでしょうか。
鬼の仕打ち(!)を既に予想されているようで、なんとも有り難い限りですが!(笑)
まずはフルデルデ王国への移動。持っているのはアナリナです。
セルフィーネにも、待居様にも、ちょっぴり嬉しい時間になるのではないかと思います。
続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!
カウティスは気づかない……。セルフィーネが彼の頭を、そっと胸に抱き、しばらくそのままでいたことを……。
ハルミアンの口をとっさにおさえ、マルク、ナイス!
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。
魔術素質のないカウティスには分らない、セルフィーネの切ない抱擁です。
ハルミアンはすぐ言っちゃうので、口ぱしっ!でした(笑)。
『マルク、ナイス!』
ありがとうございます!
コメントありがとうございました!