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詛の兆し」への応援コメント


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    あぁ…やっぱり、一触即発になってしまった…イルウェン以前から少しばかり気の強い挙動がちらほら見受けられていた様に思えたので、心配していたんです。
    ですが、ラードまで剣に手を伸ばすこの事態を、一喝して収めるカウティスの姿に安堵しました。いよいよ風格も伴ってきた様に思えます。

    リィドウォルにはしっかりと見えていた詛の兆候。これまでの人生を殆ど詛によって翻弄されてきた彼にとって、他国の王子である甥にすらその兆しが見えた事は、落胆と苛立ちを更に募らせる顛末でしたね。幼い頃に見た時に見えていなかったのなら尚更です。
    …ここなんですよね…魔力素質もなく、幼少にも見えなかったカウティスの詛が、どうして今になって、他者が感じ取れるほどに活発化しているのか…今はまだ何も分からないところがもどかしいです。

    セルフィーネには、既にしっかりと詛の一片が感じ取れていたわけですが…ただの憎しみではなく、詛だという事さえ今は分かっていないカウティスにしたら、その不安はいかばかりでしょう。
    原因こそ全く違ってはいますが、自らの中に巣食う原因不明の負を認識してしまう…という展開は、エルノートの毒殺未遂を想起させるところもあって、今後のカウティスの内面がとにかく心配です。
    一番傍にいて欲しいセルフィーネも、今は常に一緒というわけにはいきませんからね…これはしばらくの間、覚悟を決めて読まなければならない予感です。

    作者からの返信

    続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。

    ネイクーンに、特にカウティスに対して敵愾心を持っているイルウェンがキレかけましたが、何とか収まりました。
    確かに、カウティスも成長したものです。
    しかし、ザクバラ側にセルフィーネの印象を残してしまいました。

    カウティスの中に見た詛の兆しは、リィドウォルにとっては衝撃だったでしょう。
    得体の知れないものを自分の中にはっきりと感じたカウティス自身も。

    魔術素質のないカウティスに、なぜ詛が…というのを含めて、この詛がどうなるのかというところが今後の展開に深く関わります。
    まだまだ混迷の時は始まったばかり。簡単に収束させませんよ(笑)。

    続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
    ありがとうございました!

  • 予想はしていましたが、やはりこういう展開になりましたか。
    魔力がなくとも、血のなせる業なのか。カウティスも自覚しているようで、この先がかなり不安になってきますね。
    これをどう乗り越えるかも物語の一つの核になりそうですね。

    作者からの返信

    続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。

    カウティスの内にも、ザクバラの詛が潜んでいたことが判明しました。
    魔力素質なしでは継げないはずであったのに、なぜか…というところも含め、どう乗り越えるかも今後の展開にも深く関わる部分になります。

    続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
    ありがとうございました!