認識を改めてからは、自らの職務に邁進する敬虔な神職者だって事は分かっています。分かっているんですけど…イスタークのはばからない相変わらずの物言いに、「またですか猊下…」と苦笑いしつつ、それに苛立つカウティスも含めて、徐々にお家芸の風格さえ出てきましたね(笑)
とは言え…言い方こそ宜しくはないものの、その言葉にカウティスを鼓舞する意図も、別の方法の提示も含まれているあたり、いかにも彼らしいですね。これもイスタークなりの危惧が高まった結果なのでしょうけど、その度に制止しなきゃならないエンバーの気苦労を思うと…ちょっと泣けます。
一方のメイマナ王女は、今回コメディータッチ…キャラクターが心底しっかりしているので、こちらとシリアス、どちらに大きく振れても色を損なわないのが素敵ですね。ここぞとばかりに生き生きとしたハルタも相まって、クスクス笑いながら読んでいました。流石は私の推しの一人です。
まったり過ごす二人の話題にも上ったセルフィーネですが、目を閉じてしまった今、彼女の庇護下にあった現状が良くない方へと大きく変わってしまいそうで心配です。彼女に良かれと思って進言したハルミアンも責任は大きいですが、今はそふれどころじゃない気もします。これを機に、西部が再び大きく荒れる様な事にならなければ良いのですけど…。
ともあれ、再びハッピーエンドの太鼓判をいただきましたし、これも過程のごにょごにょなんだな…と、ハラハラしながら更新を待ちますね!(笑)
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
イスタークは相変わらずです。
私は毒舌というものを書くのは苦手なのですが、ねちっこい物言いを書くのは好きなようです(笑)。
誰にでもこれ程の言い方はしませんが、カウティスに対してはつい余分に口を出してしまうイスターク。
その理由については、数話後に彼自身が語っています。
メイマナは、常にメイマナらしく、です(笑)。
ほのぼのもシリアスも、どっちも彼女らしいと思って頂けて嬉しいです!
目を閉じてしまったセルフィーネ。
それでも刻々と時は過ぎていきます。
ハラハラしながら、先も読み進めて頂ければ嬉しいです。
ありがとうございました!
イスタークらしい物言い回でした。
まあちょっと執拗すぎるぐらいですが、これぐらい強い口調で言わないとカウティスは何にも理解できないようで、その辺が彼にももどかしいのでしょう。
カウティスはあまりに盲目になりすぎて、全体が見えていないというか、う~ん子供すぎますね。
まあ小さい頃から水の精霊しか見てこなかったがための弊害と言えるかもしれませんが。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
相変わらず、ちょっとねちっこい物言いのイスタークです。
彼にも思うところがあるようですが、その辺りは数話後に口にしております。
『子供すぎ』
確かに、彼なりに成長はしていますが、一直線すぎるカウティスです。
まあ、あんまり物分りの良い大人になられると、物語が終わってしまうという…(笑)。
続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!