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待ちきれずに読んでしまったのは失敗でした…涙がぐじぐじ来るのを必死に堪えています。
渦中の二人は想像していた以上にやりきれない別れだったんですね…ハルミアン側からしか事情が明かされてはいませんが、もし仮定が正しかったとするなら、イスタークは召喚を拒んでもいるわけですよね。
自分が友と思っていた者が真意を分かってくれず、「早く戻っておいで」と送り出される…イスタークにとってこの言葉がどれほど辛かったかと思うと、あまりに悲しすぎます。
ですが…逆にイスタークはどうでしょう。長命故に、そして精霊と近いが故に価値観の違うエルフという種族を、きちんとハルミアンの中に見る事が出来ていたんでしょうか。
どちらかが少しでも言葉を尽くして思いを伝えていれば…と残念でならないのですが、今ここで運命めいた再会を果たせていますし、今が再び友として歩み寄れる絶好の機会のはずです。ハルミアンが自らの気持ちに気付けた様に、イスタークにもまた気付きがあると本当に嬉しいです。
そして今回もまた、幸まる様の巧みさに圧倒されています。普段はカウティスとセルフィーネを通して異種族間の恋愛や成長を見せていただいていますが、ここにきて件の二人から、今度は異種族の友情と価値観の違いを描くなんて…してやられました。最高です。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
今回はハルミアン主観の語りでした。
ハルミアンが聖職者というものを知らなかった故のすれ違い、という形ですが、確かにもっと対話していれば、違う形になったかもしれませんね。
再会してハルミアンが気付きを得たことで、今後二人の関係が変わっていくのか、引き続きお見守り頂ければ嬉しいです。
異種族間の恋愛や友情を書いたものが、大大大好きなのです!
なので、ファンタジーというと、大体こういう部分を入れてしまいます(笑)。
『最高』なんて言って頂けて、とても嬉しく、もっとこのテーマで書きたいなぁという気持ちになりました(笑)。
ありがとうございました!
ハルミアンにはエルフとしての彼なりの生き方があり、またイスタークも同じですね。
イスタークは聖職者になりたくてなった、そう思っていましたが、本心は違うのかもしれませんね。本当はハルミアンと一緒に研究を続けていきたかった。でもどうにもならない。
その辺の葛藤は、ちょっと超越気味なエルフには伝わらない。ただ、この時に言葉を尽くしておけば、というのもありますね。
この二人、関係改善といけばいいのですが。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
現在のイスタークは、聖職者であることに責任と誇りを持っています。
ですが、二人が別れた時はどうであったのか…。
今回はハルミアン主観の語りですが、イスタークにも彼なりの思いがあったかもしれません。
あの時もう少し時間があったなら、もう少し会話できていれば…。
二人の関係は改善されるのか、引き続きお見守り頂ければ嬉しいです。
ありがとうございました!
そうか〜、イスターク、そんな過去が。
ハミルトンと、イスターク、また、仲良しになれると良いな……。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。
イスタークの過去が明かされました。
二十年以上前のこと。
ハルミアンの思いと、今のイスタークの思いが同じかどうかは分かりません。
二人は再び繋がることが出来るでしょうか。
コメントありがとうございました!