編集済
ようやく目を覚ましたカウティスでしたが、ここに至るまで悩んでいた時間は長く…新たな気付きを得た事が彼の成長に繋がっていくのかと思うと、微笑ましくも心強いです。
見るべきものが見えなくなって、感じていたものさえも忘れてしまった時、ただひたすらに剣を振って自分を空にする…カウティスが自らの原点をきちんと分かっていたからこその立ち返りは、本当に見事でした。
更に、一役買ったラードのファインプレーが眩しすぎます。側近の名に恥じない流石の働き…推している甲斐がありました。本当にカウティスは人に恵まれていますね。
誰かの為に動いていたはずが、いつの間にか自分の願望へとすり変わっている…この物語に限らず良くある場面の様な気もしますが、その掛け違いに気付けた時がきっと本当の「思い遣り」の始まりだと思います。
カウティスもまたここから想いを新たに、真っ直ぐセルフィーネと向き合う事を始めていくんでしょうね…それは長い道かもしれないけれど、二人が他意なく心から笑い合える為には、どうしても必要な事だった様に思えています。
とは言え…とは言え、ですよ?実際、時間はあまり残されていませんよね?果たしてここからどうなるのか…本当に次から次へと難題が続くので、明日も絶対ヒヤヒヤしながら読み進めます!(笑)
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
『自らの原点』
煮詰まってしまった時、自分を取り戻す作業。カウティスにとっては剣術でした。
ラードもそれを分かっていての、後押し。彼らしいやり方だったと思います。
セルフィーネがカウティスの何を大事にしているか。そこに気付けたことは、とても大きく意味のあることだと思います。
二人の絆は更に強まります。
契約更新の年明けまで、残り4週(二十日)です。
ネイクーン王国はどんな年明けを迎えることになるのか。
もちろん、ただ穏やかにその日を迎えることにはなりません。
ヒヤヒヤしながら(笑)、続けてお楽しみ頂ければ嬉しいです。
ありがとうございました!
行き違いが、ほどけて。ε-(´∀`*)ホッ
そうか。8歳の会話で、すでに、答えはあったのか。
伏線回収がお見事です!
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。
真新しい剣を握り、カウティスはセルフィーネが大切にしているものを思い出すことが出来ました。
『伏線回収がお見事です!』
ありがとうございます!嬉しいです!
コメントありがとうございました!