タイトル通りの静と動、じっくり堪能させていただきました。満足感に肩まで浸れています。
敢えて寝たふりをしてまでカウティスを見守るラード、世話焼き気質のハルミアンとは案外合いそうな気がしてきました。本当に、主人公二人は周囲に恵まれていますね。
そして契約の魔方陣にヒビが!ずーっと鬱々として打開策の見えない展開が続いていた中で(それもまたこの物語の醍醐味のひとつなので大好きなのですが)、ここ最近で一番の朗報ですよ!
まぁ…朗報とはいえ、何をどうすれば良いのかは全く想像もつかないので、黙って読み進めるしかないのですが(笑)
そしてリィドウォル…国を救おうとする頑な過ぎる決意は、執着どころか怨念めいていて恐ろしささえ感じます。
彼の置かれている境遇や胸の内が分かってしまった今、素直に敵視出来ないのですが、彼の言う「成すべきこと」が気になって仕方ありません。
どうかセルフィーネがこれ以上傷つかない様…カウティスが心を痛めない様、ただただ願っています。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
カウティスの周りの三人。三人三様で主人公二人を支えてくれます。
ラードとマルク、マルクとハルミアン、ハルミアンとラード、と、それぞれの組み合わせの味があるよう書きたいと思っています。どの組み合わせがお好みでしょうね?
そのハルミアンが見つけた契約魔法陣の亀裂。一つの光明のように思えますが、契約破綻に持ち込むにはセルフィーネの進化がカギです。
退化を望んでしまっている彼女を掬い上げられるか、引き続きお見守り頂きたいと思います。
不穏続きを『醍醐味のひとつ』と言って頂けて、本当に有り難い限りです。
リィドウォルがザクバラ国へ戻ります。果たして彼の『成すべきこと』とは…。
今話もコメントありがとうございました!
……リィドウォル?
……最後の一文が気になりますよ??
……覚悟を決めたって、どういう事?
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。
リィドウォル、覚悟を決めて皇国を後にします。
先を読んで下さっているのでお分かりだと思いますが(ありがとうございます)、彼はここで政変に踏み切ります。
コメントありがとうございました!