なぁるほど…ひょっとしたら私、分かってきたかもしれません。
セルフィーネの姿が以前の状態に限りなく戻ってしまったのは、偏にカウティスをこれ以上、全てから傷つけたくないが為…その想いが強過ぎて、無意識下で変化を拒んでしまっているんじゃないでしょうか。
カウティスの心音を聴いてひたすらじっとしていたり、カウティスに危難の及ばない事象でもある皇帝崩御に一切感情を動かさなかったり…本当に、進化の前に立ち戻ってしまった様に思えますが、…実体のなかったあの頃の方が、確かに問題は少なかったですからね。
もし本人が無意識下で変化を拒絶していたのなら、それをどうにか出来るのは一人しかいないのですが…どうなるのか、この先がとにかく気になります。
それにしても…崩御された皇帝には申し訳ないのですが、ラードと全く同意見です。ここで亡くなられるのは、タイミングが悪過ぎます。
どこぞの一国の王ならまだしも、ネイクーン贔屓の上に強い権威だったフルブレスカの皇帝という点も、後ろ盾を失ってしまった様に思えてなりません。
幸まる様お得意の、全てが悪い方へと転がる不穏の盛り合わせ…どうにか皆には、ここでこそ一丸となって乗り越えて欲しいです。
そんな不穏の展開の中、燦然と輝く体力お化け発言に、張り詰めていた心がちょっとだけ緩くなりました。ラードが盛大に顔をしかめるのが、ありありと目に浮かびます(笑)
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
ご推察の通り、セルフィーネはカウティスを守り傷付けたくない為に、無意識に退化を望んでいます。
これ以上カウティスが傷付くのが怖いのです。
カウティスは、彼女の気持ちを受け止めてあげられるでしょうか。引き続きお見守り頂きたいと思います。
『全てが悪い方へと転がる不穏の盛り合わせ』
何だか、バージョンアップしてますね(笑)。
皇帝の死は、ネイクーンにとっては正に寝耳に水。進む先に光を見出す為、カウティスを始めとする皆が奮闘します。どうぞ、先もお楽しみ頂けますように。
ハルミアンの発言に顔を顰めるラード。よく分かっていらっしゃる(笑)。
この二人を一緒に書くの結構好きなんですよ。そのあたり、この先も待居様なら何となく感じて頂けるのではないかと思います。
コメント、ありがとうございました!
編集済
ハルミアン、セルフィーネ(とカウティス)のために、味方になってくれて、ありがたいです。
セルフィーネに常時触れるのは、ハルミアンだけだし……。
(でも、セルフィーネ、退化しちゃったらさわれなさそうだけど。)
皆に見える実体化が、やはり進化としてふさわしいのでしょうが、カウティスの胸で、ちっちゃくなったセルフィーネ、やっぱり、可愛い!
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。
エルフのハルミアンは、カウティス達人間だけではどうしようもなかった部分で役立っています。
セルフィーネが例え退化しても、味方でいてくれて心強い者の一人です。
カウティスの胸で小さくなるセルフィーネが返って来ました(笑)。
コメントありがとうございました!