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2023年8月18日 00:30
昨日の衝撃から一転、今日のエピソードはあまりに静かで重いお話でした。そして一字一句を、それこそ呪文を唱える様に辿りました。やはりカウティスの胸中を思えば、目頭がどうしても熱くなってしまいます。セルフィーネを守るべく充分過ぎる活躍だったはずですが、傷ついて横たわる彼女を前に、それでも自分を責めずにはいられない…傍に来たラードにさえ気付かない様に、辛さが滲んでいる様に感じました。そんな彼を支える三人の存在が、今この場面でこの上なく頼もしく感じられます。中でもハルミアン、今回の急変がこの程度で済んだのは彼の機転によるところが本当に大きいですね。昨日はすっかり動転してしまって触れられずじまいでしたが、竜人に相手に一歩も退かない姿勢は見事でした。より精霊に近い存在のエルフからすれば、今回もたらされた変化は、人間が感じているよりも遥かに重要で、手を加えるべき事態ではないのだと感じている様に見えます。マルクも本当に目覚ましい活躍でした。先のエピソードでは私の涙腺を見事なまでにぶっ壊してくれたわけですが、こうして話す内容を見ると、魔道士としてだけでなく、側近としてセルフィーネに対する理解が深まっている様に思えて嬉しくなりました。こうして皆に支えられて、カウティスも怒りを一旦しまいこんで前を向けて、本当に安堵しましたし嬉しいです。抜剣して大暴れするカウティスが見たいわけじゃありませんからね(笑)明日からは、きっとまた希望や可能性を探していく展開になるんでしょうね…。種族の違い、国を背負う立場、他国とのしがらみ、発現した神聖力…思えば最初から今まで、折り重なって押し寄せる困難に負ける事なく、仄見える希望や可能性を求め続けるお話なんですよね。だから私は、この物語が大好きなんです。挫けず折れない想いの先に、きっと見えてくるはずの素晴らしい景色を、カウティスやセルフィーネ達と共に見られる日を、心待ちにしているんです。ここまできて読むのを止めてしまうだなんて…そして、こんなに素敵なお話から目を離してしまうだなんて、つくづく勿体ないなぁと思ってしまいます。幸まる様。どうかお気になさらず、思いの丈を存分に乗せて自由に書いて下さいね。少なくとも今読み進めている方達は、彼らと共に迎える幸せな終焉を心待ちにしているはずですから。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです!静かな夜を迎え、カウティスは寄せる後悔に打ちひしがれますが、彼はもう以前のように一人ではありません。マルクやハルミアンの活躍にもご注目頂けて嬉しいです。ラードも含め、三人はそれぞれのやり方でカウティス達を支えます。頼もしい仲間です。『仄見える希望や可能性を求め続けるお話』ありがとうございます!本文中にも書きましたが、“今出来る最善を尽くすこと”。常にこれを意識して書いている物語です。カウティス達は、ここからどう希望を見出すのか、お見守り頂ければ嬉しいです。以前、色々と凹むご指摘を頂くことも多かったので、待居様の励ましが本当に沁みます…。ありがとうございます。今後もどうぞよろしくお願いしますね!
昨日の衝撃から一転、今日のエピソードはあまりに静かで重いお話でした。そして一字一句を、それこそ呪文を唱える様に辿りました。
やはりカウティスの胸中を思えば、目頭がどうしても熱くなってしまいます。
セルフィーネを守るべく充分過ぎる活躍だったはずですが、傷ついて横たわる彼女を前に、それでも自分を責めずにはいられない…傍に来たラードにさえ気付かない様に、辛さが滲んでいる様に感じました。
そんな彼を支える三人の存在が、今この場面でこの上なく頼もしく感じられます。
中でもハルミアン、今回の急変がこの程度で済んだのは彼の機転によるところが本当に大きいですね。昨日はすっかり動転してしまって触れられずじまいでしたが、竜人に相手に一歩も退かない姿勢は見事でした。
より精霊に近い存在のエルフからすれば、今回もたらされた変化は、人間が感じているよりも遥かに重要で、手を加えるべき事態ではないのだと感じている様に見えます。
マルクも本当に目覚ましい活躍でした。先のエピソードでは私の涙腺を見事なまでにぶっ壊してくれたわけですが、こうして話す内容を見ると、魔道士としてだけでなく、側近としてセルフィーネに対する理解が深まっている様に思えて嬉しくなりました。
こうして皆に支えられて、カウティスも怒りを一旦しまいこんで前を向けて、本当に安堵しましたし嬉しいです。抜剣して大暴れするカウティスが見たいわけじゃありませんからね(笑)
明日からは、きっとまた希望や可能性を探していく展開になるんでしょうね…。
種族の違い、国を背負う立場、他国とのしがらみ、発現した神聖力…思えば最初から今まで、折り重なって押し寄せる困難に負ける事なく、仄見える希望や可能性を求め続けるお話なんですよね。
だから私は、この物語が大好きなんです。挫けず折れない想いの先に、きっと見えてくるはずの素晴らしい景色を、カウティスやセルフィーネ達と共に見られる日を、心待ちにしているんです。
ここまできて読むのを止めてしまうだなんて…そして、こんなに素敵なお話から目を離してしまうだなんて、つくづく勿体ないなぁと思ってしまいます。
幸まる様。どうかお気になさらず、思いの丈を存分に乗せて自由に書いて下さいね。
少なくとも今読み進めている方達は、彼らと共に迎える幸せな終焉を心待ちにしているはずですから。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです!
静かな夜を迎え、カウティスは寄せる後悔に打ちひしがれますが、彼はもう以前のように一人ではありません。
マルクやハルミアンの活躍にもご注目頂けて嬉しいです。ラードも含め、三人はそれぞれのやり方でカウティス達を支えます。頼もしい仲間です。
『仄見える希望や可能性を求め続けるお話』
ありがとうございます!
本文中にも書きましたが、“今出来る最善を尽くすこと”。常にこれを意識して書いている物語です。
カウティス達は、ここからどう希望を見出すのか、お見守り頂ければ嬉しいです。
以前、色々と凹むご指摘を頂くことも多かったので、待居様の励ましが本当に沁みます…。ありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いしますね!