…辛いですよ。苦しいですよ…。立場も種族も越えて、今まで様々な困難に打ち勝ってきた二人にこの仕打ち…読んでる間中、そして今も、ずっと涙が止まりません。
精霊がその枠から脱却する事の、何がそんな不愉快なんでしょう…そして、ここまでしなければならなかったのでしょうか…ハドシュ達竜人の怨念めいた思いが本当に憎らしくてたまりません。
そして、これまで実体がなく傷付く描写が殆どなかったセルフィーネが、容赦なく追い込まれてしまったのは、思っていた以上に辛すぎる展開でした。ただ一人の人間を愛しただけなのに…やりきれません。
そんなセルフィーネを前に、カウティスが怒りに身を焦がしかけたのが、痛いほど分かります。辛いに決まってるんです。
それを制止させたマルクの機転と真っ直ぐな言葉…もう涙腺崩壊でした。そうでした…ハドシュに面と向かって従属を拒否してまで、セルフィーネは頑張ったんですよね…。それにすぐ気付いて我を忘れなかったカウティスもまた、本当に頑張りましたね。
…それでも、どうしてもやっぱり悔しいんです。もう二人を放っておいて欲しいとさえ思ってますけど、そうもいかないのも分かってるんです。
だから、カウティスに思いの丈を託します。今は辛くて苦しいだろうけど、セルフィーネを想って決して折れずにいられるのは、カウティスしかいないんです。頑張れカウティス!本当に、心から応援してるからね!
そして幸まる様…これでもかと心を揺さぶる秀逸な展開、ありがとうございました。本当に、この物語のファンで良かったです。
明日もまた、楽しみにしています。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
強引にセルフィーネの契約更新がなされ、物語は大きく動きます。
セルフィーネは更に苦しく辛い立場になりますが、仰る通り、カウティスには何とか踏ん張ってセルフィーネを支えて貰いたいところです。
『竜人の怨念めいた思い』
この物語では語られないのですが、竜人族は始祖七人によって、ある程度意思統一が成されています。
始祖七人は、竜人族が神に一番近いはずであるのに神聖力得られないという、一つの煩悶を抱えており、神聖力を得た精霊を受け入れられないのです。
蛇足でしたでしょうか。
実は、この辺りの展開で離脱される読み手の方が多く…。ですので、『物語のファン』『明日も楽しみ』と言って頂けるのは、もう有り難い限りで…。本当に、いつも素敵な感想をありがとうございます。
今後の二人もお見守り頂ければ嬉しいです。
ありがとうございました!
うぉーん……。セルフィーネがぼろぼろに……(T_T)
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。
セルフィーネ、ボロボロです。
心身ともに傷付いてしまいました…。
悲しんで下さってありがとうございます。
コメントありがとうございました!