応援コメント

抵抗 (前編)」への応援コメント

  • いやもう…こんなに手に汗握ったり息を呑んだり、ひとつのエピソードで揺さぶられた事は過去ありませんでした。

    これまで何度も登場してきたハドシュですが、今回ほど恐ろしく思えた事はありませんでした。
    精霊は精霊であるべき…という大前提に則り、立ちはだかる威圧感の凄まじさ。ここにきて、始まりの一族である事を痛感させられました。

    絶体絶命のセルフィーネの想いに応える様に現れたカウティス、ハドシュをも圧倒してしまう気迫の剣技が凄まじく熱いのなんの!
    かつてこれほどカウティスを頼もしく思った事はなかったです。守るべきものがある者の真の強さ、しかと拝見させて貰いました。

    …そんな奮闘も虚しく…主がハドシュ、三国の水源を守る事になってしまったセルフィーネの行く末が、いくら自ら言い出した事とはいえ、あまりに過酷です。ネイクーン一国を守ってきた間だってあんなに色々あったのに…本当に心配です。
    精霊から変化していくセルフィーネに訪れた、これはもう宿命…なんでしょうね…。

    読めないこの先を思っただけで心細くて、不安で仕方ないんです。でも、カウティスとセルフィーネの二人なら、周囲の助力もあって乗り越えられると信じている自分も、ずっといるんです。
    だから、読むのを止めたりしませんのでご安心下さいね。と言いますか…こんなに盛り上がってきて、ここで読むのを止められるはずがありません!(笑)

    作者からの返信

    続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。

    水の精霊の変化と抵抗が許せないハドシュと、激怒のカウティス、正面衝突です。

    …正直、じわじわ迫る不穏な気配を書くのは得意(?)ですが、格好良くぶつかり合う戦闘描写は苦手でして…。
    『ハドシュの威圧感』『カウティスの気迫の剣技』と評して頂けて、胸を撫で下ろしております。

    しかし、竜人族には力も立場も届かず、契約更新は決定されてしまいました。仰る通り、セルフィーネにとっては過酷な未来が待っています。そして勿論、彼女と共に生きると誓ったカウティスにも。

    そういう状況でも、『二人なら…』と信じて頂けるのは本当に嬉しいです!読むのを止めないと言って頂けたのも(笑)。

    これからの二人、そしてネイクーンがどうなるのか、後編も含め、引き続きお見守り頂ければ幸いです。

    ありがとうございました!