…この物語で、ここまで緊迫したのは恐らく初めてです。先を読むのが恐くて恐くて…「切り分ける」と宣言された時には、本当に息を呑んで…取り敢えず一回閉じたぐらいです。
精霊として抗わなくなってしまったセルフィーネが、以前の様に戻ってしまうのかなと思って、悲しくなっていたところにマルク!
駆けつけるところからあの一言まで、今回勇気を出したのはセルフィーネだけじゃありませんでしたね…その熱量に、思わず泣いてしまいました。本当に、セルフィーネもカウティスも、周囲に恵まれています。
そしてセルフィーネも頑張った…良く言ってのけました。カウティスがよぎったからとは言え、元来は精霊…「いや!」の一言を口にするのは、凄く難しい事のはずなんです。その一歩を踏み出すきっかけになったカウティスへの真摯な感情に、涙を流さざるを得ませんでした。
そして、使役される側だったはずの精霊からの拒絶…さしものハドシュも、このパンチは予想外だったでしょうし、それだけに重かったはずです。まぁ…私はなんだか誇らしくさえあるのですが(笑)
ここにカウティスが到着して…果たして何がどう変わってしまうのか。リィドウォルもすぐ傍で不穏不穏言ってますし、続きがとにかく気になります。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
一度閉じても、また開いて下さって良かったです。
とうとうハドシュが乗り込んで来て、事態は急変しました。
仰る通り、タイトルの『勇気』はセルフィーネだけでなく、マルクにもかかっています。水の精霊を守ると決めたマルクは、勇気を振り絞りました。頑張っています。
絶対的上位だったハドシュは、まさかの事態に動揺しています。精霊は下位の存在どころか、使うだけの魔力です。
セルフィーネの主張が、ハドシュに通用するのか。カウティスはセルフィーネを助けられるのか。
緊迫した状況が続きますが、どうかお見守り頂けますように…。
……嫌にならないで下さいね?(笑)
ありがとうございました!
きゃー!
セルフィーネ……!!(´;ω;`)
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。
きゃー!……です。
セルフィーネ、たった一人では何の抵抗も出来ません。
マルクの勇気のおかげで、セルフィーネも勇気を出しました。
コメントありがとうございました!