ああああ…ただでさえセルフィーネが変調をきたしてしまっているのに、ここでリィドウォル…ぶちまけた内容も相手も、タイミングも最悪としか言い様がありません。
勿論、彼には彼の想いがあるのも分かっているんです。ですが、今回ばかりは久々に不穏叔父と呼ばざるを得ないですね…なんてことをしてくれたんだ…。
とは言え…ハルミアンの「また一から」発言に思わず息を呑んだんですけど、まぁ目覚めてすぐキスをせがむぐらいですし、セルフィーネは思っていたよりも軽度で済みそうで、そこだけが今回の安心材料です。そこだけですけども。
しかし、遂にセルフィーネの神聖力までが皇国や竜人の知るところとなってしまいましたね…つまらない覇権争いに利用される形で、カウティスとの間に邪魔が入ってしまうのは何とももどかしくて仕方ありません。
詰め寄ってくるであろう彼等を誰がどういう方法ではねのけるのか…今は全く想像すらつきませんが、どうかなるべく穏便に済んで欲しい一心です。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
セルフィーネは突発的な発熱で収まりました。ハルミアンの言うように、様々な感覚を手探りで確認している状態です。
そして、とうとうリィドウォルが動きました。
このまま手の届かない存在になるくらいなら、いっそ…という考えですが、竜人族の反応によっては、契約破棄による水の精霊の消滅も有り得ます。ですから、賭けのようなものでした。
果たして、竜人族はどう反応するでしょうか。
この章の後半、物語の転機に向かいます。
どうか、このままお見守り頂ければ嬉しいです。
ありがとうございました!
リィドウォル、左遷されてもやはり諦めていませんでしたね。
竜人、皇国も入り乱れての争奪戦、ますます悪化しそうです。
どこも思惑通りに進んでいないので、酷く混乱しそうではありますね。
作者からの返信
続けて読んで下さってありがとうございます。コメントも嬉しいです。
はい。リィドウォルは諦めていません。密かにザクバラ国の仲間とも連絡を取り合っています。
各方面で色々とこじれてきました。どう展開するか、続けてお楽しみ頂ければ幸いです。
ありがとうございました!