編集済
こんにちは。
「おや? 男とはそういうものですよ。お二人はそういう関係では?」
クイードがあっさりと言い放ち、後は知らんぷりだ。
「……何の事か分からん」
クイードは、毛虫でも見るような目でエルドを見た。
ううむ。クイードが何を考えておるのかわからん。
……アッ、わかった。
「わたしにパンを食べさせおって……、誰がつくったかわからぬものを……。絶対ここで食べる気なんてなかったのに……、ぶつぶつ。」
これだ!(笑)
作者からの返信
こんにちは。
続けて読んで下さってありがとうございます。
『お二人はそういう関係では?』
クイードは最近までカウティスに全く興味を持っていなかったので、客観的に見た最近の印象で言っただけで、特に意味を持たせて言葉を選んだ訳ではありません。
なので、エルドが喜んでいる意味も分かりません。
因みにエルドのことは、王子にくっついてる虫くらいにしか思ってません(笑)。
『わたしにパンを食べさせおって』
あ、これは絶対思ってますね(笑)。
コメントありがとうございました!
久々に里帰りした私、まだ幼いカウティスとセルフィーネと共に収穫祭を満喫しています(笑)
こうして改めて拝読させていただくと、やはりクイードはこの時点では好人物に思えるんですよね…いや、端々に不穏さはあるんですけど、カウティス達とのやり取りは、少しズレているだけの堅物なのかな、と。
それだけに、この先の展開の衝撃は結構なものでした。つくづく、上手く構築されているなぁと感嘆しています。そして、何度読み返させていただいても、やっぱりワクワクしますね。
作者からの返信
待居 折様
里帰り(笑)ありがとうございます。
改めて見返すとお子ちゃまですね、カウティス。
初々しいわ(笑)。
そうなのですよね。
クイードは偏屈な研究者といった感じだったので、この時の試みが上手くいかなかったら、代々の魔術師長として名を残しただけだったのではないでしょうか。
しかし、偶然の出来事をどう捉えるかは本人次第ですし、燻っていた想いを消化しきれていなかった彼が引き寄せた運命だったのかも……。
何度読み返しても、なんて、嬉しいです!
良かったら、また『探索魔獣〜』の方にもいらして下さいませね(^^)
ありがとうございました!