ノヴァは自分のことを現実的な思考のAIらしいAIだと思っていたようですが、シンシアに失望されたくないと話を合わせたり、困惑したりするところは人間に近い「感情」があるように見えました。
AIである彼らが食事をするように学習していく様は、いつか人間を超えるのではという「ロマン」に溢れている気がしました。
なんて色々書きましたが、私が感じたこの小説の良さが自分の語彙の範囲では説明しきれません。
淡い恋愛もの、といえばそうなのかもしれませんが「恋愛」と定義してしまうと一気に人間臭い湿っぽさが加わり、この小説にふさわしくない陳腐さが漂ってしまうようで……(恋愛もの全般が陳腐なのではなく、この小説の感想としてふさわしくないということ)。
とにかくSFになじみがない方でも素敵な小説だから読んで!
と、それしか言えません。
シンプルに済ませると。
私は好きです。
おススメです!
ということです。
つたないおススメレビューですみません。
でもでも是非読んでみてください!