第4話
ワームを倒し続け、合計で100体倒した。
俺は、スキルウィンドウを開いた。
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レイナルド
レベル:4
固有スキル
【強奪】
ノーマルスキル
【粘体化】:120
【スライム】:120
【体当たり】:120
【幸運】:2
【光合成】:100
【吸収】:100
【土魔法】:100
【穴掘り】:100
【ワーム】:100
【奇襲】:100
残りスキルポイント:13
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ワーム関連スキルの限界突破が終わったので、狩場を変更した。
洞窟に移動すると、ゴブリンの大群が待ち構えていた。
「グギャギャギャ!」
ゴブリンは、鳴き声を上げて俺を威嚇してきた。
「【ワーム】」
俺は【ワーム】スキルを発動して、ワームに変身した。
「グギャ!? グギャギャ!」
すると、ゴブリンたちは悲鳴を上げ、逃げ始めた。
ワームは防御力が高く、ゴブリンの攻撃を無効化できる。
「【アースキャノン】」
俺は、逃げ惑うゴブリンにアースキャノンを当てて、1体ずつ倒した。
【強奪】スキルが発動し、ゴブリンから【剣術】【ゴブリン】【突撃】を獲得した。
ゴブリンを全滅させて、俺はスキルウィンドウを開いた。
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レイナルド
レベル:4
固有スキル
【強奪】
ノーマルスキル
【粘体化】:120
【スライム】:120
【体当たり】:120
【幸運】:2
【光合成】:100
【吸収】:100
【土魔法】:100
【穴掘り】:100
【ワーム】:100
【奇襲】:100
【剣術】:20
【ゴブリン】:20
【突撃】:20
残りスキルポイント:13
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【剣術】は、剣を用いた攻撃の威力が上がるスキルだ。
【ゴブリン】は、ゴブリンに変身できるスキルだ。
【突撃】は、近接攻撃の威力が上がるスキルだ。
ゴブリンを倒しながら、洞窟の奥に向かった。
すると、武器の衝突音が聞こえた。
誰かが、先に戦っているようだ。
「はぁっ、はぁっ……」
銀髪碧眼の少女が、軽やかに移動しながら、ゴブリンキングに立ち向かっていた。
少女の装備は、機動力を重視した軽装だ。
レイピアで、少しずつゴブリンキングにダメージを与えている。
ちょうど、ゴブリンキングは俺に背を向けた。
奇襲のチャンスだ!
俺は、ゴブリンキングに体当たりして、一撃でゴブリンキングを仕留めた。
【強奪】スキルが発動し、ゴブリンキングから【ボス耐性】【ゴブリンキング】【指揮】を獲得した。
俺は、スキルウィンドウを開いた。
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レイナルド
レベル:4
固有スキル
【強奪】
ノーマルスキル
【粘体化】:120
【スライム】:120
【体当たり】:120
【幸運】:2
【光合成】:100
【吸収】:100
【土魔法】:100
【穴掘り】:100
【ワーム】:100
【奇襲】:100
【剣術】:20
【ゴブリン】:20
【突撃】:20
【ボス耐性】:1
【ゴブリンキング】:1
【指揮】:1
残りスキルポイント:13
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【ボス耐性】は、様々な状態異常に対する耐性を付与するスキルだ。
【ゴブリンキング】は、ゴブリンキングに変身できるスキルだ。
【指揮】は、指揮能力が向上するスキルだ。
「助けに来たぞ!」
俺は、少女に声をかけた。
「……ひっ! いやっ……どうして、こんな所にワームがいるの!? 来ないで!」
少女は悲鳴を上げ、涙目になりながら、俺に向けてレイピアを構えた。
……そういえば、まだワームの姿だったな。
「安心してくれ。俺は人間だよ」
変身を解除して、再び声をかけた。
「……本当よね? 人間に化けられるワームじゃないわよね?」
「ああ」
「……信じるわ」
そう言って、少女はレイピアを収めた。
「私はシルフィよ」
「俺はレイナルドだ。よろしく」
「……ところで、貴方はどうやってワームに変身したの?」
「【ワーム】スキルを発動しただけだよ。ほら、こんな感じだ」
そう言って、俺はもう一度ワームに変身した。
「……いやっ! やめて! 私、ワームは苦手なのよ!」
「そうなのか? でも、ワームは防御力が高いから、変身先として優秀だよ」
再び、俺は変身を解除して、人間の姿に戻った。
◇
俺たちは、一緒に街まで戻った。
「助けてくれてありがとう。感謝するわ。お礼は、何がいいかしら?」
「最近、剣術を習得したから、良い剣が欲しい。信頼できる鍛冶工房への紹介状を書いてくれ」
「ええ。これでいい?」
「ああ」
俺は、シルフィから紹介状を受け取った。
「貴方は強いわね。私は、強い男の人は好きよ? また、機会があったら一緒に戦いたいわね」
連絡先を交換して、俺はシルファと別れた。
紹介状を持ち、俺は鍛冶工房に向かった。
「いらっしゃいませ。ロキル鍛冶工房へようこそ。紹介状はお持ちですか?」
「ああ」
俺は、受付嬢に紹介状を渡した。
鍛冶工房で、剣を直接注文する場合は、紹介状が必要だ。
「どのような剣をご希望ですか?」
「ミスリルソードが欲しい」
「かしこまりました。しばらく時間がかかりますので、夜にまたお越しください」
こうして、俺は再びゴブリン狩りに戻った。
俺は、ゴブリンを倒し続け、合計で60体倒した。
再び、スキルウィンドウを開いた。
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レイナルド
レベル:5
固有スキル
【強奪】
ノーマルスキル
【粘体化】:120
【スライム】:120
【体当たり】:120
【幸運】:2
【光合成】:100
【吸収】:100
【土魔法】:100
【穴掘り】:100
【ワーム】:100
【奇襲】:100
【剣術】:60
【ゴブリン】:60
【突撃】:60
【ボス耐性】:1
【ゴブリンキング】:1
【指揮】:1
残りスキルポイント:14
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ゴブリンを倒して、レベルが5に上昇した。
街に戻ると、ミスリルソードが完成していた。
ミスリルソードを受け取って、俺は宿屋に帰還した。
ゲームみたいな異世界に転生したので、チートスキル【強奪】で世界最強になって無双する 宮原 梨穂 @miyaharariho
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