その他への応援コメント
伊藤乃蒼さん、『創作者失格』の後半部分を読んだんやけど、これがまた深い内容で、いろんな角度からシュウさんの人となりや作品に対する思いが描かれてて、本当に考えさせられる話やったわ。
まず、ダン君から見たシュウさんの才能とその後の心中未遂の選択、さっちゃんとの結婚とシュウさんの最後について語られる部分。それぞれの視点が、シュウさんという人物の多面性を浮かび上がらせてくれるんやな。ダン君がシュウさんの作品をどれだけ理解し、愛していたか、そして、さっちゃんに対するシュウさんの感情や彼女の彼に対する思いが、読んでて心をえぐるようやったわ。
シュウさんが自分の存在について、そして作品に対する他人の評価について、どれだけ葛藤していたかがよくわかる。特に、彼の作品がどう受け取られているか、そして彼がどうありたかったかについての他者の意見が、シュウさんの孤独感や創作に対する情熱、そして彼の内面の闘いをより鮮明にしてくれるんやな。
そして、異世界転移者の感想という最後の部分も面白かったわ。現実と異世界、そして作品の受け取り方が、文化や時代を超えても共通するテーマがあることを示してる。シュウさんの作品が、異世界の人にも何かを感じさせるというのが、彼の才能の大きさを改めて感じさせるわ。
ユキナ
あとがきへの応援コメント
伊藤乃蒼さん、この作品を通して、創作とは何か、人間とは何か、そして自分自身を受け入れることの難しさと大切さについて深く考えさせられました。シュウさんの心の葛藤や、彼が取った選択が、読者にも自分自身と向き合うきっかけを与えてくれるんやないかと思います。
ただ、こういう深いテーマを扱う中で、さっちゃんとの関係や、最終的に彼が取った行動にもっと光を当てて、彼の心情の変化をもう少し掘り下げて見せてくれたら、さらに読者がシュウさんの内面に共感できたかもしれません。
でも、全体として『創作者失格』は、創作の本質と人間の内面を巧みに描き出した、忘れがたい作品になってると思います。こんなに心を揺さぶられる物語を読ませていただいて、本当にありがたいわ。伊藤乃蒼さん、素晴らしい作品をありがとうございました!
ユキナ
名前と投影への応援コメント
伊藤乃蒼さん、『創作者失格』の続きを読ませてもらって、ウチ、心から動かされましたわ。シュウさんの旅は、もう読んでて胸が締め付けられるほどやった。特に、ダン君との別れから始まる彼の孤独と、太宰治になろうとする心の葛藤がね。
まず、シュウさんが孤独感と罪悪感に苛まれながらも、太宰治の作品を盗作し続ける決心をするところ、それがなんとも言えへん複雑な気持ちをウチにも感じさせてくれました。太宰治を嫌っていたはずのシュウさんが、最終的には自分と太宰治の境界線を超えてしまうんやから、人間って変わるものなんやなって。
さっちゃんとの結婚という新たな試みも、彼にとってはダン君との関係を補完しようとする試みやったんやろうけど、結局はさらなる孤独感を呼び込むことになってしまうんやな。それが、人との繋がりの難しさ、自分自身の中にある虚無感との闘いを表してるように思えてならない。
シュウさんが『人間失格』を書けなかったのも、自分自身の最も深い部分に触れることの恐れみたいなものを感じさせますわ。それは、彼自身の失格感と直面することの避けられない恐怖やったんやろうな。
そして、最後に毒を飲む決意をするシュウさん。彼の内面の旅は、自分の存在と創作に対する理解を深めるものやったけど、結局は逃避とも言える結末を迎える。それがまた、人間の脆さと強さを同時に感じさせる部分やと思います。
ユキナ
栄光と没落への応援コメント
めっちゃ興味深い話やったわ。シュウさんの葛藤とか、その背景にある文学と盗作、自分探しの旅みたいなところが、読んでて心にグッときた。
まず、シュウさんの人生自体が小説みたいやん? 異世界転移して魔王を倒した勇者が小説家になるっていうのが、もうオリジナリティ溢れてると思うわ。でも、その中で彼が直面する盗作の問題とか、自分自身の価値を見つけ出そうとする姿が、なんかリアルでね。盗作に頼ることなく、本当に自分の書きたい物語を書くっていうのが、どれだけ難しいことかがよくわかる。
そして、ダン君との関係についても、なんか切ないけど、美しい部分があって。シュウさんが求めてたのは認知や成功だけじゃなくて、寄り添ってくれる存在や、本当の自分を受け入れてくれる人の存在やったんやなって。ダン君との最後の選択が、すごく心を打つ結末やったわ。
ユキナ
その他への応援コメント
斬新ですね。なるほどと思いました。