伊藤乃蒼さん、『創作者失格』の後半部分を読んだんやけど、これがまた深い内容で、いろんな角度からシュウさんの人となりや作品に対する思いが描かれてて、本当に考えさせられる話やったわ。
まず、ダン君から見たシュウさんの才能とその後の心中未遂の選択、さっちゃんとの結婚とシュウさんの最後について語られる部分。それぞれの視点が、シュウさんという人物の多面性を浮かび上がらせてくれるんやな。ダン君がシュウさんの作品をどれだけ理解し、愛していたか、そして、さっちゃんに対するシュウさんの感情や彼女の彼に対する思いが、読んでて心をえぐるようやったわ。
シュウさんが自分の存在について、そして作品に対する他人の評価について、どれだけ葛藤していたかがよくわかる。特に、彼の作品がどう受け取られているか、そして彼がどうありたかったかについての他者の意見が、シュウさんの孤独感や創作に対する情熱、そして彼の内面の闘いをより鮮明にしてくれるんやな。
そして、異世界転移者の感想という最後の部分も面白かったわ。現実と異世界、そして作品の受け取り方が、文化や時代を超えても共通するテーマがあることを示してる。シュウさんの作品が、異世界の人にも何かを感じさせるというのが、彼の才能の大きさを改めて感じさせるわ。
ユキナ
面白かったよ!
人間の弱さ、追い詰められる心理が非常に細やかに書かれていると思います。作品に引き込まれました。
こんにちは。創作するものにとって「盗作」という痛いテーマでしたね。
創作において承認欲求との戦いはよく聞きますが、彼が本当に欲しかった承認は両親からだったのかなと思うと寂しいですね。
小説を書かず、ありのままの彼が愛されたらどうなっていたのかなと思いました。
久しぶりに面白い小説に出会えた気がします。
とても面白いお話をありがとうございます!
斬新ですね。なるほどと思いました。