第6話 side誠人

午後の授業は、粛々と終わらせた。

1コマ目は、13時50分から15時20分。

10分休憩をはさんで。

2コマ目は、15時半から17時だった。

さて、あとは19時まで自習室で待機だ。

今日のご飯はなんだろうなぁ。

紗愛のご飯は、何でも美味しいから楽しみだ。

そういえば、美桜と放課後遊びに行ったのかな?

俺は、電源を切っていたスマホを立ち上げる。

すると、いくつかのメッセージが来ていた。

紗愛「やっと、放課後になりました」

紗愛「美桜と放課後デート行ってきます」

美桜「兄さん、お姉ちゃん借りるね」

紗愛「こんなパフェ食べました」【写真】

大きなパフェの写真が載せられていた。

イチゴやいろんな果物が入ってるパフェなかなかいい値段しそう。

紗愛「只今、帰りました」

紗愛「誠人さんの帰り待ってます」

紗愛「早く帰ってきてね、あ・な・た💋」

俺は、らしくなく笑みを浮かべてしまったようだ。

自習室中から視線を感じる。

恥ずかしい。

今見るんじゃなかった。

帰ったら、紗愛の事抱きしめよう。

なんか、すごく抱きしめたくなってきた。

はやく、時間にならないかな。

俺は、終業時間をまだかまだかとソワソワ過ごすのだった。

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幼妻は甘やかしたい 天風 繋 @amkze

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