第2話




 翌日。




「では、行って参ります」

「ああ、楽しんでおいで」



 清に声を掛けて、八重は家を出た。



 電車で降りたのは新宿。

 話題のロマンス映画を宣伝する映画看板を通り過ぎて、小さな喫茶店に入った。



「いらっしゃいませぇ」



 コチコチと時を刻む振り子時計が響く静かな店内に、眠気を隠しきれない店主の声が八重を迎える。

 八重は手袋を脱ぎながら狭い店内を見渡した。



 あ



 声にならない空気が発せられた方に目を向けると、目当ての女性が中腰で八重を見つめていた。









「田中美代子と申します」


 一週間前、八重の元に突然訪れた女性ーー美代子は、清との間に子供がいると言った。


 八重よりも細い、病気かと見まごうほどにやつれた女だ。


 思わず彼女の薄い腹を見た八重に、


「最近の話ではありません。子供は今、学校へ行っています」


 と美代子は返した。


「・・・いつ頃のお話ですか?」

「あれは・・・昭和24年の初めのことでした」

「主人がまだ十代の頃ですか」

「ええ」


 昭和24年と言えば、八重が母と東京に戻った時期だ。

 その頃の八重は、前年の末ごろに父が迎えに来たので、高校進学の為の手続きや引っ越しなどで慌ただしかった。


「それで、今頃になって一体どうしたと言うのです?」


 発してから言葉選びを間違えたと八重は少し後悔したが、美代子は気にした風もなくこう言った。


「うちの子を清さんの子供だと、認めて欲しいのです」

「主人は認知してないんですか?」


 おかしな話だ。

 婚外子だった清は、自分の生い立ちこそ厭うことはなかったが、本妻に対して複雑な負い目を感じていた。後見人がいなくなった後、引き取ると言った申し出を断った理由も一つはそこにある。

 実際は、生まれた時から梨園の女として育った本妻にとって夫の浮気や妾の子など当たり前のものとして扱っていたようだが。


 とはいえ、だからこそ清が無責任に子供を作り放り出すとは思えない。



 疑いの目を向ける八重に、美代子は慌てて付け足した。



「一度だけの関係で、私から関係を切ったので清さんは知らない筈です」



 一度だけの関係。



「あの頃の清さんはそれまで育てて下さった人を亡くして、小さい頃から一緒に育った幼馴染の女の子とも離れ離れになって、とても寂しい目をしていました」



 八重は驚いた。



 他人に自分の事情を話したがらない清がそんな事まで美代子に打ち明けていたとは。


「だから、私がお姉さんぶって話し相手になって・・・付け入ったんです」


 美代子は膝の上に乗せた両手を痛いほど握り締めた。

 彼女のパーマの取れ掛けた髪が肩の上で揺れている。

 そう言えば美代子はここに来てからずっと俯いているなと八重は思った。


「・・・お話は分かりました。主人にあなたとの子供を認知して欲しい、と言うことですね。それだけですか?」


 八重がそう言うと、美代子は顔を上げた。


「で、出来れば奥様と清さんとで、育てて頂きたいのです」


 八重は訝しげに眉を寄せた。


「主人と別れろ、ではなくて?」

「そ、そんな! 止めてください!」


 普通、本妻の元に愛人が訪ねる理由などそれだろうと八重は言っただけだが、美代子は思ってもみなかったどころか、あり得ないと否定した。


「本当に一度っきりのことでした。それ以来、会ったこともありませんし、あの頃の清さんはただ寂しくてそこに都合よく私が側にいた・・・ただ、それだけなんです」


 美代子の顔は青褪めて、躰は小刻みに揺れている。


「失礼ですけれど、ご気分が優れないのでは?」

「いえ、そんな・・・、いえ・・・そうかもしれません」


 ハンカチで口元を抑えた美代子は口籠もる。

 八重はチラリと時計を見た。

 もうすぐ清が帰る時間だ。


「今日はもう遅いですわ。後日、日を改めてしっかり話し合いましょう」


 そう言って別れたのが先週。


 そしてやってきた約束の日。








 八重は軽く会釈をして彼女の元へ近付いた。


「お待たせしてしまって御免なさい」

「いえ・・・こちらこそ、ご足労頂いて・・・」


 襟巻きを取って、席に着くと同時に店主が水の入ったコップを置いた。


「コーヒーを」

「はい」

 

 八重が短く注文して、店主が頷く。

 それきり、店内にまた振り子時計の規則正しい音が戻ってきた。


「・・・」


 重たい沈黙が二人の間に横たわる。

 テーブルの上に重ねた手をじっと見つめたまま動かない八重と、疲れ切ったように俯く美代子。


 やがて店主が盆を持って「コーヒーね」と八重の前に置いた。

 食器を鳴らしてコーヒーを飲む八重の一挙一動を美代子が固唾を飲んで気にしている。


「・・・それで」


 八重がゆっくりと口を開いた。


「お子さんは、今どちらに?」

「い、家にいます」

 

 美代子は先週よりも顔色が良いようだったが、言いにくそうに口を開いた。


「あの、清さんには・・・」

「主人には、今日は友人と映画に行くと言って出て来ました」

「まだ仰ってないんですね・・・」


 この「仰ってないんですね」は「まだ言ってくれてないのか」と「まだ言ってなくて良かった」とどちらだろうと八重は一瞬迷ったが、後者だと判断した。


「男の子ですか?」

「は?」


 八重の唐突な質問に美代子は涼しげな目元を瞬かせた。


「お子さん」

「ああ・・・」


 合点したように呟いて、美代子は「男の子です」と答えた。


「会わせてくださる?」

「は?」


 再び同じ音を発した美代子だったが、今度は信じられないといった響きがあった。


「本当に主人の子供なら、認知しましょう。生活に困っておいでで私どもに育てて欲しいと言うなら引き取りましょう。でも、」


 八重は言葉を切った。


「そもそも本当に子供がいるのかどうか、この目で確かめない限りは出来ません」


 毅然とした八重の態度に美代子は苦しそうに目を泳がせた。

























 新宿の中心街から南東へ徒歩二十分あまり。

 日清戦争の頃から貧民窟として有名な地区がある。


 そこに美代子の家はあった。


「私の側を離れないで下さい」


 美代子は小綺麗な身なりの八重にそう言って、トタンでツギハギだらけの狭い住居街を右に左に曲がって入った。

 八重はこういった場所に来るのは初めてで、思わず見渡してしまったが、美代子に「目を合わせないで」と言われて慌てて彼女の肩に視線を戻した。




「・・・どうぞ。狭くて、汚いところですけど」


 やっと辿り着いた家らしき箱は、やはりトタンで作られた小さなところで、炊事場は外、居間と寝室が一体となった酷く暗い部屋だった。

 随分とガタのきたちゃぶ台の前に八重を座らせて、美代子は外へ声を掛ける。


みのる、実!」

「なぁにぃ?」

「ちょっとこっち来なさい」


 子供の声が返ってくる。

 八重は緊張した。



 実と言うのか。

 キヨの、子供・・・ ・・


 美代子が初めて来た時は、何の冗談かと思った。

 でも、もしあの人の子供を見られるならと、気持ちを抑えられなかった。



「この人、誰?」

「ほらっ、ご挨拶して」

「はじめまして、平野実です」


 振り返って視線をゆっくり上げると、八重に挨拶したのは目の大きな可愛らしい男の子。


「・・・初めまして」

 

 八重は落胆をその胸にしまって子供に返した。


「・・・坊や、いくつ・・・?」


 八重がそう尋ねることは、この母子には酷だろうと分かっていた。


「えっと、」

「十三になります」


 実は無邪気に口を開いたが、美代子がそれを抑えて答えた。


「・・・そう」


 自分は何を期待していたのだろう。

 八重は虚な目で出された白湯を見つめていた。








 もう良いですよ、と言って実を外に遊びに行かせた。


「帰って、主人に話をします」

「本当ですか?」


 八重がそう言うと、美代子は嬉しそうな、それでいて後悔に苛まれたような顔をした。


「少ないですけど、これ」


 八重はハンドバッグから封筒を取り出してちゃぶ台の上に置いた。


「なんですか?」


 美代子は封筒を覗いて目を見開いた。


「取り敢えずはこれで暮らして下さい。主人と話が纏まり次第、こちらに伺いますから」





「話が違うじゃありませんか!」





 美代子は八重に封筒を突き返した。


「足りませんか?」


 美代子に渡したのは五万円。

 サラリーマンの平均月収がこれの約半分なので二ヶ月は楽に暮らせるだろうという計算だ。


「足りないとか、そういう事じゃありません! 私は奥様に別れて欲しいなんて思ってないんです! 実を実子として迎えて欲しいと、そう言ってるんです!」

「ですから、それを帰って主人とよく話し合って、また伺いますと・・・」

「こんな手切金なんていらないの!」


 美代子は息を切らして怒鳴ったかと思うと、後退りして頭を下げた。


「お願いよ、お願いします・・・! 実を、うちの子を育てて下さいぃ・・・っ!」


 煤けてあちこち切れたボロボロの畳に頭を擦り付けて、美代子は八重に縋った。

 八重はひとつ溜息を吐く。




「いい加減にしないか」




 初めて聞いた八重の強い口調に、美代子は驚いて頭を上げた。



「美代子さん、あたしはこれでも江戸の女だよ。一度やると言ったんだ、自分の言葉は曲げないさ。大人しく待ってな」



 八重が背筋を伸ばしてそう言うと、美代子は呆気に取られたように頷いた。


 東京は向島、玉の井で左官の娘として生まれ育った八重は、元来気が強く、逞しい女だった。


























「ただいま戻りました」


 八重が家に着くと、すっかり日は暮れていた。

 こうなる事を予想して夕飯の支度はもう済ませてある。


 八重が衣桁に羽織を掛けていると、清が厳しい表情で「八重」と入って来た。


「なんです?」

「話がある。ちょっとこっちへ来なさい」


 なんだろうかと八重は手早く片付けて、居間へ入った。

 清が腕を組んで座り、顎で正面を指した。


「遅くなって御免なさい」

「そんな事はどうでもいい」


 八重が座ると、清は口を開いた。


「お前さん、今日、何処へ行っていた?」

「・・・お友達と新宿の映画に」

「嘘を吐くんじゃないよ。友達と映画に行くのに、五万も持って出る奴があるかい?」


 八重は内心、臍を噬んだ。


「五万と言やぁ、サラリーマンなら二ヶ月分の収入だ。大金だよ。それを持ってお前さん、何しに行った? ん?」


 安い言い逃れは許さないと清が攻め立てる。


「それにお前さん、近頃、変だね? 様子がおかしい。他の人が見てどう思うかは知らねえが、長年一緒にいる私には分かるよ。何があった?」


 正直、家の管理を全て八重に任せていた清がこんなに早く気が付くと思わなかった。


 八重は目線を下げてやや俯いた。

 清は大きく溜息を吐いた。


「この際、金の事はどうでもいい。お前さんが欲しいものがあってうちの全財産使ったって、男なら本望だよ。・・・けどね、お前さんはそんな事、私に黙ってする女じゃないだろう? だからこそ、私はお前さんが何か良からぬ事に巻き込まれたんじゃないか、何かあって困っているんじゃないかと心配なんだよ」


 清の大きな手が八重の前に出される。


「なあ、頼むから私に訳を話してくれねぇか、八重」


 清は心底、八重を信頼し、心配してくれている。 


 でも、だからこそ、八重は分からなくなった。



「・・・人に、会っていました」

「人? 誰だいそいつは? 男かい? 女かい?」


 俯いたまま八重が話し出す。


「女性です。お金に困っているようでしたので、当面の生活費として渡しました」

「ああ、そうかい。それで、何処の誰なんだい? その女は」

「それは、」



 八重は清を真っ直ぐ見た。



「・・・清。アンタの方が知ってる・・・・んじゃないかい?」

 

 昔の話し方に戻った八重に清は目を見開いたが、さらに次の言葉を聞いて固まった。




「美代子って言や、分かるだろ?」




 八重は美代子がこの家に訪れたこと、美代子の語る清との出会い、それから今日はまた彼女に会っていたこと、子供については敢えて触れずに話した。


 黙って聞いていた清だったが、暫くして溜息を吐いて認めた。


「・・・ああ、確かに昔、その女とは知り合いだった」


 だが、と続ける。


「その女がいまさら、何のようだってんだ? え? お前さんが金を出さなきゃならねえような、後ろ暗いことを私はした覚えがねえ」


 やっぱり知らないだろうと八重はこう言った。


「子供がいたんですよ。今年、十になる坊やが」

「子供ぉ?」

「アンタ、本当に心当たりはないのかい?」


 暗に、お前の子供じゃないかと尋ねたが、清はキッパリと否定した。


「ないね」


 ふん、と鼻を鳴らしてふんぞり返る。


「そこの信心してねえ神様に誓っても良い」


 八重は吹き出した。

 胸を張って言う事じゃない。


「馬鹿だねぇ。それじゃ意味ないだろ」




 それでも。

 清の言葉であるなら、それが八重の真実だ。




「分かりました、貴方の言葉を信じます」














 八重は美代子の現状を伝えた。


 清は妻の話を聞き終えてからある提案した。


 数日後、八重は美代子から聞いた連絡先に電話をして美代子への伝言を頼んだ。




















「上がって下さいな」

「はあ、でも・・・」

「さあ、いいから」


 八重は気まずそうな顔で立ち尽くす美代子を部屋の中に追い立てて、清の待つ居間へ通した。


「よく来たね」


 家の主人である清は美しい笑みで美代子を歓迎した。

 大人の男になった清を見て、固まったように動こない美代子の肩を押し、八重は座布団に座らせる。


「今日は少し暖かい」

「そうですね。梅も咲いてるかしら」


 用意してあった茶を俯く美代子に差し出して、二人は何気ない会話を交わした。


「明日くらい明神の周りを歩いてもいいだろうね」

「そうしましょうか」


「御免なさい・・・」


 美代子の消え入るような声がぽつりと落ちた。


「美代子さん?」


 清が声を掛けると、美代子は座布団から下りて頭を下げた。


「全部・・・全部、嘘だったんです」


 御免なさいと、美代子は何度も謝った。


「御免なさい、清さん・・・奥様もご不快にさせまして、申し訳ありません・・・っ」

「美代子さん、もういいですから。頭をお上げになって。ね?」


 八重は美代子の骨張った肩に触れた。



 やっと顔を上げた美代子に、清は落ち着いた声で尋ねた。


「真実を話す気になってくれたはいいが、何故、今になって?」


 このまま押し通す選択もあっただろう。


「子供が、泣いたんです」


 美代子は濡れた目で語った。


「実は、この前、奥様がお帰りになったあと・・・」


 外に出ていた実が勢いよく家に帰ってきて、美代子に泣き付いた。


「母ちゃんまでおれを置いて行かないで! いやだよ、いやだよ一人ぼっちは・・・」


 中のやり取りを中途半端に聞いていた実は、八重が美代子を脅して引き離されてしまうと思ったのだった。


「嫌だ、置いてかないで!」





 元々、聞き分けの良かった実がここまで泣いたのは初めてだった。






「じつは、実は私の子じゃないんです」


 美代子は暴力と貧困に塗れた家に生まれつき、13で身売りされた。


 なんとか病気にならずに大人になり、借金を返し終えたものの、その頃にはもう身体を売る以外の仕事を知らなかった。


 そんな生活に嫌気が差していた頃、飯屋で出会ったのが15歳の清だった。

 綺麗な顔でつまんなそうに飯を食い、何処か危なっかしいその腕を美代子が掴んだのだ。


 清は美代子が今まで出会った事のない男で、話していて楽しく、現実を忘れさせてくれた。

 いつか作家になるという夢に自分を重ねて応援したくなった。


 だが、取り締まりが厳しくなり、縄張りを変えなくてはいけなくなった美代子は横浜へ移った。

 そんな折、長年の仕事仲間である友人が妊娠した。

 一緒になろうと言った男は妊娠を知って行方知れずとなり、元締めに知れた頃には取り返しの付かないところまで来ていた。


「散々怒られましたけど、もうアタシもそいつも借金のある身じゃないんで好きにしろって言われて産んだんです」


 それからの毎日は大変だった。

 毎日、友人と美代子が変わるがわる子供の面倒を看ながら仕事をこなす忙しい日々。


「でも、楽しかった。今までは借金を返したって手元には何にも残んなくて、返し終えても自分の生活に未来なんてなくて。何で生きてるのか分からなかったけど、あの子が生まれてから、この子の為に頑張ろうって思えた」


 美代子は懐かしい日々を見ているかのように眩しそうに目を細めて笑った。


「気まぐれであの子の母親と家族ごっこしてただけだけど、あの子はアタシの事も母ちゃんって呼ぶんですよ」


 照れ臭そうに、でも誇らしげにそう言った。


「でも一年前、実の母親は病気で亡くなりました。ここ数年は病気で寝たきりで、ついにポックリ。最期まであの子を頼むって私に言って」


 母を亡くした実は泣かなかった。


「あいつに頼まれなくたって、どんな事があっても実を守るつもりだった。アタシだって母親だ。でも・・・」


 二ヶ月前、美代子は度重なる体調不良に病院を受診した。

 見つかったのは、実の母親と同じ病。


「働けなくなったらあの子を育てられない。孤児院に預けたら碌な学校には行かせてもらえないだろうし・・・」


「だから、うちに坊やを預けようと思ったのかい?」


 清の言葉に美代子は俯きながら頷いた。

 スカートにぽつりぽつりと涙が落ちる。


「どんなに恥知らずだって罵られようと、この嘘を本当にするつもりだった! でも、でも、子供に泣かれたら、どうしていいのか分かんなくて・・・! 実の母親が死んでも泣かない強い子だったのに、本当は、怖かったんだ」


 母親が死んでも、もう一人の母親がいたからまだ踏ん張れた。

 けれど、それも失うと分かった小さな躰は、バラバラになるくらい辛かっただろう。


 八重は実に、在りし日の清を重ねて胸が痛んだ。


「どうせ長く生きられないと分かってても、死ぬまであの子の側を離れたくない・・・でも、実には幸せになって欲しい」


 血を吐くような本音を零して、美代子は黙った。

 

「お前さん、今日うちに来たのは、私たちに全てを任せる心算があっての上だと思っていいね?」


 清がそう尋くと、美代子は「はい」と涙ぐみながらしっかり肯いた。


 清は居住まいを正して、もう一度尋ねる。


「子どもの幸せの為だったら、お前さんなんでもやるかい?」


 清の目が真っ直ぐ美代子を射抜いた。

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