アンラッキーになりたい人がやりたい7つのこと!

まめでんきゅう–ねこ

ラッキーすぎる人がしたい7つのこと!

俺の名前?羅鬼らっき奈尾なひと


俺は、自分で言うのもなんだが、めちゃくちゃ運良いんだよ。


毎日ラッキーなんだ。道を歩けば美少女にぶつかり、スプラトゥーンすれば必ず勝ち、俺のいるところだけ雨が降らない。雨が俺のところだけ抜け穴みたいになってる感じだ。


俺は生まれてから一度も雨に濡れたことないからな。


そんな俺だが、一度でいいから不運になりたい。


まるで神様が俺だけを優遇してるような気分なんだ。

運の違いだけで、この世の難易度はかなり変わるからな。


だからだ。別に嫌味とかではないから。


今回は俺がやりたい7つのことに、付き合ってもらいたい。


さぁ、出発だ!!!!!!





1つめ、最初は雨に濡れたい。


先程の言った通り、俺の周りはめっちゃ雨降ってるのに俺んところだけ降ってこないんだ。


でも、めっちゃ速く動いたら、ワンチャンあると思う。


今雨降ってるから、今試すぞ!


………タイミング?を見計らって、今だ!!!!!!


「おりゃァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」


ピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャ




なんということでしょう!


俺は時速60000キロのスピードで動いたのに、雨の抜け穴はついてきただと⁉︎


しかも俺は一切濡れてない!


は?


雨は無理かぁぁ。



2つめ、美少女にぶつかりたくない。


なぜか俺は歩くだけで美少女にぶつかるんだ。


嬉しいっちゃ嬉しいが、そろそろ飽きてきたし、急いでいるときにぶつかると、ちょっと腹立つ。


さぁ、あの3連続のかどの前を俺が走っていても、誰も出てこず、ぶつからなかったら、俺の勝ちだ!


「おりゃァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」




1つめ、ズドカァァァァァァァァァァァァァァン


2つめ、ズドォォォォォォォォォォォォォォォォンン


3つめ、ドンガラガッシャァァァァァァァァァァァァァァァン




知ってた。全部ぶつかった!


次!3つめ、犬に噛まれたい!


は、今思うとヤバそうだからやめておく。


4つめ!スプラトゥーンで負けたい!


今まで一度も負けたことないから、負けた画面を見たいんだよね。


とゆうわけで、ナワバリで戦う!


さぁ、開始!対戦よろしくお願いします。


俺はリス地から一切動かない。


味方はステージの真ん中の方で、敵さんと戦っている。


だが俺は塗りもしないし、ルール関与もしないし、敵さんを倒すことも、仲間を守ることもしない。


5分後…………………。



勝った。知ってた。


今回は仲間が俺以外全員X(最強クラス)だったらしい。しかも俺以外、全員長射程武器。


敵チームは全員C−(最弱クラス)で、全員短射程。


ステージは長射程が有利な場所だったのが、原因でもあるだろう。


ああもう次!5つと6つめはどうせ無理だからカット!


最後!頭から落ちたい!


俺は高いところから頭から落ちても、なぜか足で着地できるんだ。


これに関してはもはや命がかかっている!


一応地面にはマットを敷いた。俺は2階のベランダから頭から落ちる!


周りにいる人が大声を出して止めようとしている。


「ふぅ」


深呼吸。いや、ため息に近い。


なぜ俺は、やるはずのないことを、運が良すぎるためだけにやっているのかと。


まぁ、引き下がる気は全くないんだがな!


「行くぞ!!!!!!」


ベランダから頭から飛び降りる!


「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
















あれ、ここは………?


白いベッド…白い壁…隣には謎の機械が。


そうか、病院か。頭から落ちて、気絶したのか。


ガチャッ


おや、先生が入ってきた。


「目が覚めましたか。あなたは気絶しました。なぜ気絶したかわかりますか?」


「頭から落ちたこと……?」


「いいえ、足から落ちたようです、その場にいた方から聞くと」


「え、なんで…………?」


「足から落ちたことがショックすぎて気絶してしまったらしいですよ」

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