第四話・振り返る(其の一)への応援コメント
香坂壱霧さま
わああ、前エピソードでのお名前間違い、大変失礼いたしました!! うっかりもので本当に申し訳ないです。
おなかを蹴られた「私」の驚愕が身に迫ってくると同時に、泣きながら謝り哀願する春哉の闇の深さも気になってしまいます。
作者からの返信
大丈夫です。
うっかりは誰しもあるものです。
感想書いていただけるのが嬉しいので、名前間違いは気にしてません。(*^^*)
春哉の闇は、本文には深く描いていませんが、闇を感じてくださったのは嬉しいです。
それがないと、あんなふうにはならないと思いますからね…。
闇なくてもやれちゃうようならサイコパスです^^;
コメントありがとうございます。
第三話・新しい場所の一歩目への応援コメント
山谷灘尾さま
「迷いがある人は、過去に依存して楽な方を選ぶものなのよ。新しい生活の方が恐怖なんだろうね」
この言葉が印象的でした。
過去に強烈なトラウマがあるわけではない(と思っている)自分も、強く共感します。
作者からの返信
山谷さまではなく、香坂です
^^; m(__)m
人は楽な方を選びがちですよね。
心機一転きりかえられるのは、心身ともに健康な人ではないか、と、私は、思っています。
コメントありがとうございます(〃∇〃)
第三話・新しい場所の一歩目への応援コメント
DVのシェルターなんですね。
慣れている環境より新しい環境のほうを恐れるというのはわかります。動物は変化に弱いですからね。
作者からの返信
ビクビクしなきゃいけなかったはずの落ち着けない環境でも、新しい場所のほうがやはり、そうなんですよね。
心機一転と、簡単には切り替えられないものなんでしょう。
コメントありがとうございます(^^)
最終話・夜明けと雨への応援コメント
雨が止んでよかったとは思いますが、切ない……。
僕の中では「君の名は。」みたいに、いつか谷くんと再会する、
勝手な妄想が進んでいます。お許しください。
完結お疲れ様でした!
作者からの返信
雨はやみましたね。
了を、いれるまで、終わり方のプロットは3種類ありました。
谷くんと再会して、壊れた雨樋を二人でなおしていく、たまったみずたまりに、やわらかい土をかぶせて、溢れた雨水をうけとめるように大事に思い合う、というラスト。
谷くんとは別れたけど、お父さんと和解して、家族の絆を感じるラスト。雨樋はリアルになおして、水たまりがあった場所は、砂利をいれたりして水はけよくしていく、離れていった母親とも、電話くらいするようになる。
戻ってきた町で働き始めた場所で、新しい出会いがあり、おだやかに育んでいけたらいい、というようなラスト。
結局、読み手が良いように実穂さんのその後を考えられる、余韻をもたせるラストにしてしまいました。
再会できれば、きっと、うまくいくでしょう。
応援、コメントありがとうございましたm(__)m
最終話・夜明けと雨への応援コメント
結局 谷くんとは別れる結果になったんですね。
でもまた人を好きになれることが分かっただけでも良かったと思います。
実家も決して暖かい雰囲気とは言えませんが、父親は口下手なだけで心の中では娘を見守りたいと思っているかもしれませんね。
作者からの返信
誰も信用できず、誰も愛せず、歳を重ねていくのはさみしいですよね。
谷くんと大団円にするプロットもあったのですが、壊れた雨樋を思うと、それはどうだろう…と考えてしまいました。
父親は、口下手なだけかもしれませんね。そうじゃないと、新しい家族いて、いい年した娘をむかえることはないだろう、と、思います。
そこに気がついて、家族との絆を感じていく未来を、主人公が歩んでいくと、良いですよね。
了のあとは、読み手が主人公の未来をお好きなように心のなかで紡いでくだされば幸いです。
コメント、応援、ありがとうございましたm(__)m
最終話・夜明けと雨への応援コメント
自然に仮託して心象を表現
しようとする日本文学の
伝統に立脚された良作だと
考えます。
最後の水溜まりと晴れ始めた
空がフィナーレを象徴
していますね。
願わくは 花の下にて 春死なん
その如月の 望月の頃
お疲れ様でした。
また力作を楽しみにして
います。
ムリはされぬよう。
作者からの返信
この物語のきっかけは、
私の住む家が、雨樋壊れていまして^^;
書き始める数日前に、酷い雨がふって、第一話のような状態になっていたんです。
雨樋、溢れる、壊れる、雨、水たまり。
そこから連想して、ずっと寝かせていたプロットにあてはめました。
心象風景がうまくはまっていたようにかんじていただけて、ほっとしています。
無理なく自作も書いていきます。
いつも、応援やコメントなど、ありがとうございますm(__)m
最終話・夜明けと雨への応援コメント
コメント失礼します。
執筆、お疲れ様です。
そして完結、おめでとうございます。
自分の中の暗部を乗り越えるのは、とても勇気がいりますよね。
主人公と谷さんのことは残念でしたが、主人公が少しずつ
前を向けるように願います。
最後に、この物語を届けて下さり、ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
やまない雨はない、とか、
神様は乗り越えられない試練は与えない、とか、
いろいろ前向きになるようなことばがあります。
何かきっかけがあれば、心の雨はやむのだと思います。
きっと、主人公は前を向いていると思います。
レビューも、ありがとうございました。嬉しいです(^^)
第二十話・漠たる不安への応援コメント
せっかく幸せになれていたのに過去の怖い記憶が足を引っ張ってくるんですね……(/_;)
作者からの返信
過去に振り回されるのはつらいですよね(T_T)
どう着地するのか、楽しみに?していてください。
コメントありがとうございましたm(__)m
第十九話・嬉し泣きと幸せな日々への応援コメント
谷くんの気持ち、分かりました。
自分の母親に重ねたら、そりゃ守ってやりたいし好きになりますよね。
なんとしても幸せにしたいって思っちゃうと思います!
本人が「母さんみたいだからほっとけないってのは最初だけ」って否定しているのにごめんなさい。
最新話に追いついてしまいました。
気長に更新を待っております。
作者からの返信
谷くんの気持ち、
「母さんみたいだからほっとけないってのは最初だけ」
こう発言してますが、本心かどうか、実穂さんも読み手もわからないですからね(笑)
もしかしたら、最初だけというのは嘘かもしれません。
どういう経緯であろうと、守ってあげたいほっとけない気持ちから、恋に発展してお互いが幸せになるなら問題ありませんよね。
レビュー、ありがとうございました。嬉しいです。
最新話までイッキ読み、コメントなど、ほんとに、ありがとうございましたm(__)m
第十六話・友達の優しさへの応援コメント
接客もできるようになってきてよかったです!
谷くん、不思議な若者ですね。
どこか影のある年上の女性に惹かれているのかな?
それとも守ってあげたいという感じだろうか。
作者からの返信
一度怖いと思ったら、その気持ちを払拭するのは難しいでしょうね^^;
でも、周りの人の理解があれば、その人のペースでできることが増えていくみたいです。
谷くん、不思議くんでしょうか(笑)
年上の女性に惹かれるというの、男性なら一度はある、みたいな話をきいたことありますね。
コメントありがとうございました~m(__)m
第十三話・変化への応援コメント
新しい街で居場所もできて、友人のも出会えて順調に回復してきてよかったなと思っていたら、ここまで2年くらいかかっていたんですね。
傷付いた心はそんなに簡単に回復しませんよね。
それでも心療内科の先生から、働けるかも、と言ってもらえるようになってよかったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
DVによるPTSDの回復。
個人差があるので、人によっては回復の兆しまでに何年もかかる人がいるそうです。
医師の見解、治療方針もさまざまで、毎回の診察に30〜45分かける医師もいれば、そうではない医師もいるようですね。回復するかどうか、医師との相性もあるでしょう。だから、実穂さんの回復はある意味順当な方じゃないかと思います。
第十話・振り返る(其の七)への応援コメント
ここまで一気読みしてしまいました。
冒頭の雨音の描写がとてもリアルで、一気に引き込まれました。
シェルターで話を聞くとき、録音しないのは納得です。
録音されると緊張しますよね。
それに、目の前で文章化されたほうが話している人も頭を整理できると思います。
ところどころ記憶が抜けているので、もっともひどい仕打ちは語られていない気がします。
でも思い出すのは心の準備が整ってからでいい。
それが心の防御機能なので、と思います。
これから主人公がどう立ち直っていくのか、見守っていきたいと思います。
男の方が社会的制裁を受けて欲しいですけどね、本音をいえば。
しかし深く考えると、DVをする人にも心に傷や闇が隠れていそうですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
冒頭に気合いをいれました。
リアルだと言っていただけて嬉しいです。
記憶の抜け落ちというのは、つらい体験をした際によくあることだそうなので、それを振り返るのはどれだけ、酷なことだろう、と。
かつて、シェルターを運営されていた方から聞いた話をもとにしています。かなり自分の解釈をいれてますが。
おっしゃるとおり、DVの加害者も心の傷があるようです。
全員がそうとはいわないらしいですが、家庭内暴力や虐待のかつての被害者だとか。
そうならないようにしてる虐待被害者の話もきいたことがあります。
でも、反面教師できるくらいの方はやはり少ないようです。
主人公がどうなっていくのか、見守りくださいませ。
第十八話・告げるへの応援コメント
泣きそうになりました。
傷を癒すことって、本当に本当に、必要なことですよね。
そして、それがまた難しい。
相手の心に寄り添っているか? 形だけで行ってないか? その人の気持ちを本当に理解しているのか?
物語の2人は、とても理想的な関係ではないでしょうか? お互いに、やさしく思いをぶつけ、より深い理解を……。言葉にしないと、わからないこと。語ると言うことの、相手への尊重(私はあなたに理解してほしい)。
すごく、綺麗な話だなと思いました。
作者からの返信
傷が、完全に癒えること。
心の傷は、見えないから。
完治はきっと、難しい。
寛解という言葉がふさわしいように思う。
誰かの痛みは、察するしかない。
ジブンの痛みを理解してもらいたいなら、心を開かないと無理で。
誰にでも話せる傷じゃなければ、わかってもらいたい人に誠実であれば、きっと、届く。
二人の関係性を描くのに、時間かかってます^^;
まわりくどすぎても、この物語の中では蛇足になってしまうから。
いろいろ感じてくださり、ありがとうございます。
嬉しいです。
第十六話・友達の優しさへの応援コメント
まだお互い「友達」を強調している感じだけど、どうなんだろう?恋愛だと気づいているけど、距離を保って様子を見ている感じがなんだかハラハラします(☉。☉)!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
友達から恋愛のほうにシフトするのは、人によっては難しいことがあるように思います、
何らかのブレーキがある場合もありますね。
二人の気持ちに寄り添うようにはらはらしていただいて、作者冥利につきます。
続きは推敲作業してます。
しばらくお待ち下さい^^;
m(__)m
第十話・振り返る(其の七)への応援コメント
自然は、どうしてか、時に人生を教えてくれますね。あの、とても身近なのに、浮世離れした美しさが、突然、心を揺さぶることことがあります。
世界を本当に掛け値なしにきれいだなと思える時、自分のその時の心も大体、きれい。
主人公の女の人も、つらすぎる経験をしたから、自分と同じようにどこか儚いものに心を動かされたのではないか、そんなふうに思います。
作者からの返信
自然を見るときの、自分の感じ方で、いまのじぶんがどうなのか、わかるのかな、と考えます。
自然は、待ってくれない。
その瞬間のうつりかわりと、自分の速度は、違って見えたり同じに見えたり、ほんとうに様々です。
辛い経験から得たもの、彼女にとっては、どうだったのか、感じ取ってくれてありがとうございます。
第七話・振り返る(其の四)への応援コメント
自分の(色々あるとはいえ)卑屈さというのは、確かに過ぎてみれば失笑ですね。怒りもあるような気がします。そのようにさせられた、というふうに。
感情が出てきてしまうと、持て余すから、だんだん「感じないように」する、ような気もします。
作者からの返信
いつも、応援ありがとうございます。
過ぎていれば、冷静になって失笑してしまうことありますよね。冷静というか静かな怒りというか。
汐見さまの仰るように、感じないようにすることなんですね。
編集済
第三話・新しい場所の一歩目への応援コメント
リアル感に溢れていて情景が目の前に
広がる感じがいいですね。自分が主人公の
視点になりきって読めるのが素敵です。
文章も読み易くてしかも的確ですよ。
作者からの返信
応援、ありがとうございます。
情景、広がりましたか。嬉しいです。情景は、私の苦手な描写でした。
読みやすさは意識しています。
本当に嬉しいです!
また、立ち寄ってくださいませ。
第二話・町から町へへの応援コメント
こんばんは。
第2話、読ませていただきました。
香坂さんの今回の作品は、なんだか、新潮文庫で物語を読んでるような気になります。1番リアル感があるのがその文庫だと、私は勝手に思ってます。(香坂さんの作品には、社会的、そことのつながり? みたいなのを感じます)。
長編に思いがけなくもなるって、お話が広がったのだと思います。
楽しみに読ませてください。
作者からの返信
汐見尽さま。
応援コメントありがとうございます。
新潮文庫ですか。嬉しいです。
時々、リアルに社会派を気取りたくなります(笑)
心理学を勉強して、カウンセリングについても、民間の資格を少しばかりかじって、深掘りしていたらいろいろ、いつか、小説にしたい事柄などもみつけてしまいました。
一つは『壊れた記憶〜』ですね。
もう一つはこの作品になるかもしれません。
現代ドラマだけど、恋愛まじり。
ジャンルがどうなるやら、と、悩んでます。
引き続き、よろしくお願いしますm(__)m
第五話・振り返る(其の二)への応援コメント
香坂 壱霧さま
こんにちは。
鈴木さんと並ぶようにして語りを聞いている第三者にとっては、この段階で、もう絶対まずいよと恐怖を覚えるような暴力で、すぐにでも逃げるべきだと思えるのですが、本人にはそうは思えなかったのですね。まだそう思えなかったのか、もうそう思えなかったのか。
大学三年の時に付き合い始めたのだから、四年生なら付き合って一年程度、就職直後なら二、三年程度でしょうか、人生の長さからするとさほどの年月とも思えませんが、人の心をゆがめてしまうには十分な長さなのですね。
作者からの返信
こんにちは。
継続して読んでくださり、ありがとうございます。
DVの被害者ほとんどの方が、加害者から逃げるという考えにいたりません。
被害者がパートナーに対する感情を、愛だと信じていて相手からも愛されている、自分が至らないせいだ、と思っている、あるいはコントロールされている、といったものです。
周りにどれだけ離れろ逃げろと言われても、なかなか難しいものだそうです。
いまは、法がしっかりしてきてますので、昔よりは逃げたあとの心配はないはずなんですが。
心をゆがめるのは、パートナーからの肯定がまったくない状況が、積み重なっていくからだと思います。
自己肯定できなくなる、認知のゆがみ、自分の意見がもてなくなるなど、いろいろ支障をきたすのは、離れてからの生活の立て直しに苦労するとか。