アリスが求めるものは――白兎と共に歩む夢――。

記憶を失ったアリス。勉強も運動もからきしのアリス。だけど悲観したりしない。

だって、数ある扉の向こうには気の置けない個性的な仲間達――凄い競技会や楽しい御茶会なんかも待っている。

我儘な女王様に、ひゅーんと落とされた先に佇んでいたのは白兎――暗い影を持つと云うが――不思議と怖さは感じない。君と共に歩んでみたい。その先に己が運命があるような気がするから……。

今は未だ夢の中――目覚めた時にアリスが見るものは――。

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