「叩きつけたはずの戸が、きっちり閉まっていた」
ファームに手伝いに来てるのは輝一さんへの恩返しだったか。
もちろん、それだけじゃないだろうとは思うけど。
久嬉代さんの言葉が聞こえただろうか。
「このみさんは彼も僕も、ずっと居てくれたらいいと言った」
額面通り受け取る譲さん。
独占しない純粋さに好感がもてます。
意地っ張りな海太くんを取り込めるのか。
言葉の続きが気になります。
作者からの返信
@chukkichukichuki58さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
譲さんとは違った意味で海太くんも自分のことを話せない人なので、活喜ファームへ来ることなどなどの思いは誰も分からないですね。
仰る通り、叩きつけたはずの〜の様子を見ると、あれこれ気にしている可能席もあります。
彼が何もかも、本心を吐露する日は来るんでしょうか。
譲さんはなんでも受け入れようとするので、このみちゃんの言葉も海太くんの気持ちも、額面以上には見ていないですね。
これもやはり海太くんが鍵を握っているのかもしれません。そんなん、あるわけない——のなら、なぜそんなに怒って見せるのか。気になりますね。
海太くんは海太くんで、活喜ファームやこのみさんに対して思うところがあるんでしょうね。
>そんなん、あるわけなあじゃろ
こう言うってことは、間違いなく。
百試千改という言葉に反応を示したところから見るに、海太くん自身の職人人生としてもいろんな可能性や試行錯誤があるわけで、見通しとか矜持とかにも関わってくると余計に素直には受け入れにくいのかも?と感じました。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
思うところ、はきっとあると思います。彼が自分から語るのは、なかなかないことかと思いますが。
職人としての意識も、固いものがあるでしょうね。譲さんに安易に言われた、というように嫌気を感じたとして不思議はないです。
俺って◯◯だから〜と軽々に言うタイプでないので、これも聞き出すのは難しいかもですね。
何かきっかけがあれば、互いの理解もできると思うんですが。
今更ながら、三角関係なまま、引き摺り気味なんですか?全く関係ありませんが、このみさんて、こりすのようにくりっとしたまるい顔と瞳で、きらきらしているんだろうなと思います。毎日することが沢山あっても、不平不満を言わないし。働き者ですね。それから、土地の言葉にもゆきはさんガイドつきでなれてきました。ありがとうございます。
作者からの返信
続いてこんにちは。
三角関係とは、とぼけているわけでなく、三人の誰もそうとは考えていないですね。
このみちゃんの印象は、およそ仰る通りかなと思います。不平不満は、自分が言えるような立ち場にないと思っているので、思いつきもしないというところでしょうか。
考えてみると方言で物語を作ることに意味があったのかなとか思っていますが、ローカル感をお楽しみいただけているなら幸いです。