文体からほんのり太宰治みたいな感じがして個人的にすごく好みでした!(そんなつもりがなかったらごめんなさい)
個人的に好きな文体で、一気に読んでしまいました。最後の展開に似たような経験をした訳ではないのに、少なからず何かのトラウマを抱えた人は、主人公の気持ちに心当たりがあるのではないでしょうか。誰もが内に秘めていそうな危うい感情に同情してしまいます。主人公に救いはなかったのか、つい考えてしまうような作品です。この作品と出会えたことに感謝いたします。執筆活動を応援すると共に、作者様の傷が少しでも癒やされることをお祈り申し上げます。
人生の仄暗い時代を思い出し、あの脳内物質が混沌としていたヤバイ時代を思い出しました。 混沌とした気持ちを彷彿とさせる文章は明らかにヤバいです。いわゆる文芸誌風にでいうなら『風景が描かれている』ですが、仄暗い時代の精神状態の風景を描かなくてもいいんじゃないでしょうかってくらいのヤバさです。作者様のことが心配でヤバイので、今度は明るくてヤバイ話を希望します。