赤ちゃんと筋肉
羽鳥 雲
完結済み
突然だが俺は転生した!!
自分でいうのもなんだが、俺の前世は、筋トレ好きの筋肉マッチョだった。なので今世もたくさん運動したいと思う。(趣味の範囲内...だがな)
----------------------------------------------------------
俺はまず生まれてから両親の見ていない隙にハイハイをする練習を始めた。ある程度動けないと筋トレなんてできないからな。疲れて腹を鳴らすと両親が見計らったように俺にミルクを飲ましてくる。
----------------------------------------------------------
~1年後~
ようやく俺は歩くことなどの基本的な動きができるようになったので念願のあれをやってみることにした。
朝早めに起きて、父がプロテインを飲む瞬間に
「たぁ!!」
俺は父のプロテインを奪おうとした。しかし......
「おお!元気だな一緒に遊ぶか?」
そう言って父は持っていたプロテインを机に置き、俺のほうに向いた。しまったな...これじゃプロテインが飲めない......俺は考えて、そして泣いた
「うわああぁぁぁん」
父はびっくりして母に
「泣いちゃった、どうすればいい?」
と言いながら母のほうへ駆けていった。しかし俺には好都合、俺は椅子を足場にプロテインを手に取る、そして
「
俺はプロテインを、2年ぶりくらいのプロテインを口に入れた。それと同時に前世で味わっていた筋トレしたい欲求がこみあげてきた。そして俺は勢いのまま部屋中を走り回った。
両親が急いで戻ってきたころには俺は体がついてこれずに寝てしまっていた。
----------------------------------------------------------
~次の日~
俺は目が覚めると病院にいた。なんでも俺は倒れてるし、部屋は誰かが荒らしたようにぐちゃぐちゃ......とにかく大変だったらしい。すまんな父,母、と思いながら俺はこれからのことを考えることにした。結果、『とりあえず筋トレしたい』それだけだった。しかし、そうともいかず俺は少しずつ前世の記憶が薄れていっていることに気づいた。
----------------------------------------------------------
~退院後~
俺は帰って真っ先に筋トレをする習慣をつけようと親の目を盗もうとするも以前のことがあり、そうともいかなかった。だから俺はトイレで筋トレをすることにした。俺はトイレに籠るとこの体に合った筋トレ方法を始めた。たまに親に「大丈夫?」とも声をかけられたがすべて
「いまおおきいほうだからもうすこしなの!」
と言って突き通した。
----------------------------------------------------------
~数年後~
僕は筋トレが好きな小学生なんだ!いつも部屋で筋トレしてるけど楽しい!友達に変だとか気持ち悪いとか言われたけど全然気にしなかった。それに、
僕の中の何かが、ものすごく楽しそうなんだ
赤ちゃんと筋肉 羽鳥 雲 @kumo28
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます