筋肉
影神
筋トレ
『筋肉』
それは、自らを美しく魅せる。ひとつのもの。
『筋肉』
それは、自らの努力の結晶たる。ひとつのもの。
世は、筋肉時代!!!
僕にとっての筋肉。それは、、
「はぁ、、」
自分を変えたくて通ったジム。
月額を払い。
わざわざ鍛えに行ったが、、
会員A「ふんっ!!」
会員B「ふむっ!!」
会員C「はぁっ!!」
周りがリアルガチ過ぎて、
その場に居るのすら、恥ずかしかった。
そもそも、飽きやすく。
習い事が続いた試しがない、、
「すいません、辞めます。」
そんな、どうしようもない僕は。
自分の身体の管理すら、出来る訳も無かった。
だらしない身体に。
いつからか、見慣れてしまった。
彼女は。
今の一度も、出来た事はない。
気付けば、三十路。
働いて、働いて。
お金があれば。
彼女が自然と出来ると思っていた。
"結婚"
と呼ばれるものでさえも。
自ずと、機会はやってくるものだと思った。
が。
当たり前の様に。運命の出逢いが、
そう。都合良くやってくる訳もなく。
待っているだけの僕には、当然。
来るはずも無かった。
「どうぞぉ~」
ジムを辞めたばかりの僕に手渡されたのは、
一枚の勧誘のビラだった。
今!?流行りの、
リモート。ジム!!!
あなたの居る場所が!?
あっという間に、ジムに!?
自分の好きな時間に!
自分の好きな場所で!
周りの目も気にせず!
気疲れ無く!
一緒に。汗を流してみませんかっ!?
まずはお試しOne.Weeeek!!
※無料で体験出来ます。
「ほぅ、、」
正直。
自分の汗の臭いとか。
気にならない訳じゃなかった。
何なら、通うのすら怠くなっていた。
でも、、これならっ。
家に帰って、早速。
ビラの下にあったQRコードを読み取る。
「ふぅうん。」
料金は、時間で決まっていた。
最短で15分からあった。
道具は無くても出来る様だ。
早速。お試しで、やって見る事にした。
「初めまして!」
僕にとっての筋肉。
それは、、
『運命の出逢い』
だったのだ。
筋肉 影神 @kagegami
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