女の子が苦手な高校生が丑三つ時に散歩に行ったら見えないハーレム作っちゃいました。〜絶対にNTRない彼女達〜

@Campus25

第1話

夜ふかしをして散歩するのは涼しくて気持ちがいい、一方で嫌なことも思い出してしまう。正月に「今年こそは女子と仲良くなれますように」って願ったのに未だ会話すらできていない、もう6月も終わったしまう。


実は自分昔から少し霊?のようなものが見えるのである、なにぶんこのせいで子供の頃何もない所で叫んでしまい当時仲の良かった子達からそれはもう「キモい」「こっわ」「精神病んでる?」なんてことを言われてしまいトラウマになってしまったのだ、女の子が。


話は変わるが自分は最近ある法則を見つけた、それは夜遅く(2時〜4時頃)には昼にはぼんやりとしか見えない霊がそれはもう生きている人のようにくっきりと見える、これを利用しない手はないと思い最近は夜な夜な起き出して誰もいない商店街で女の霊をナンパしているのである。ちなみになぜか女の子の霊は怖がらずに話すことができる、理由はわからないが。


「さてさて今日もかわいい子ちゃん達にあいに行くとしましょうか。」


商店街までは10分ほどかかる、その間に霊達と話す内容を考えるのも1つの楽しみである。


「げっ、また来たのね」


「こんばんは2日ぶりですかね。」


「ほんとあんたって暇なの?こんな霊にかまうなんて。」


「こんな霊って、とっても美しいですよ?。それにあんただなんて他人行儀な、雄太って呼んでくださいっていつも言っているじゃないですか。」


ちなみに彼女はモデルですよ、と言われれば信じてしまうぐらい細身で美人である。


「もう急に褒めないでよ雄太、それで今日は何の用?」


「今日は僕の悩みを聞いて欲しくて会いに来ました、チハヤさん。」


チハヤというのは彼女の名前らしい、なぜらしいと言ったかというと初めて出会ったときに名前を聞くと忘れたからチハヤと呼んでくれと言われたからである。


「どうせまたくだらない悩みなんでしょう?けど暇だから聞いてあげるわ。」


「ありがとうございます、で悩みとは頻繁に夜中家を出て行くもんだから家族何かしているのかと怪しまれちゃうことなんですよね。どうしたらいいと思いますか?」


「簡単なことよ、家で大人しく寝てなさい」


「そしたらチハヤさんに会えないじゃないですか、それにチハヤさんも僕に会えないと寂しいでしょ?」


「あんま調子こいてんじゃないわよ、それにふざけてると呪うわよ。」


「ご褒美ありがとうございます」


「キモっ」


「うっ、トラウマが」


「ふふふふふ」


「あ、笑ってるの久しぶりに見たかも」


「な、見てんじゃないわよ」


バシバシバシバシバシバシバシバシバシ


「ちょ、霊力で棒掴んで叩かないで痛い痛いっ」


1人の人間と1人の霊が楽しそうにしているのをまた別の女の霊がじっと影から見つめていた、その顔は羨ましそうなそしてどこか寂しそうな顔をしていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

連載考え中です。

続きが気になる方がいれば書くかもです。

読んでくださりありがとうございました。









  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

女の子が苦手な高校生が丑三つ時に散歩に行ったら見えないハーレム作っちゃいました。〜絶対にNTRない彼女達〜 @Campus25

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ