第2話
狼の毛皮を着ているせいか山賊みたいだけど、これで捕まりはしないだろう
「ひとまずその道をたどればいいか」
歩いてみて気づいた
そういえば靴がない
さっきまで着るものをどうするかでいっぱいだったから気づかなかったな
さて、どうしよ
ガサガサ
ん?
ガサガサガサガサ
なんだ?
ガサガサガサガサガサガサガサガサ
狼の群れに囲まれている。20匹ぐらいか?
「・・・あはは」
やばすぎて笑えてきた
ヤるしかない
「やけくそじゃー!!」
石斧を振り上げて突っ込んだ。そして、
「待ってください!」
誰だ
「私たちは戦う意思はありません」
目の前の一匹の狼がしゃべった
おかしいだろ、この異世界
「話があって来たのです」
狼と話すことなんてないぞ
・・・あったわ。
「ごめんなさい、皆さんの仲間を殺しちゃって」
ひとまず謝ろう
「違います、お礼がしたくて来たのです」
「お礼?」
「実はあなたが倒した狼は、他の山から来た奴らで、私たちの縄張りを荒らしてたんです」
そうなんだ
「ホントに助かりました、ありがとうございます。」
いいことをしていたらしい
「そのお礼にこの双子の娘をさしあげます」
二匹の狼が前へ出てきた
「何?さしあげるって?」
「何って○○○ですが?」
「いらない」
「なんですとっ!?」
「いやだよ!初めてが狼なんて!」
一部の人が興奮することなんてやらないよ!
「それなら大丈夫ですよ」
?
「二人とも」
顎を上げて合図を送ると、二匹の狼が光だして大きくなって、人のかたちになった
狼の耳がついたロングとショートの髪型に毛皮のビキニみたいな服を身につけた美人姉妹が立っていた
「私たちは人型に返信できるので満足できるかと」
確かにこの二人となら嬉しいけど、
「お礼は嬉しいけどそこまでしなくていい」
ガーン
美人姉妹がショックを受けていた
「お二人は戦うあなたを見て惚れたので、そんなこと言わないで下さい」
そうだったのか。
「じゃあ仲間ならいいよ」
「「ほんとうですか!!」」
美人姉妹がグイッときて毛皮のビキニから見える谷間が2つ近づいてくる
「う、うん。このまま一人旅は寂しいからちょうどよかったしね」
「「これからよろしくお願いします」」
新しい仲間がふえた
ロングがケル ショートがロス
これはあれか?異世界ハーレムへの一歩か?
転生したらRPGの世界に来たけど・・・
悪くないな
転生したらRPGの世界に来たけど・・・ @akakariudo
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