転生したらRPGの世界に来たけど・・・

@akakariudo

第1話

 僕の名前は高橋カズヤ社会人だ

歩いてたら、頭に強い衝撃を受けた。

そのまま暗くなって意識が消えた。


 気がつくと何もない白い空間に立っていた。

「どこなんだここ?」

カサッ

頭に何かが落ちてきた。

紙だ 紙に何かが書いてある

「君は頭上に鉢が落ちてきて死んだから、そのままじゃかわいそうだから転生したら?

RPGとかいいんじゃね?今流行ってるしね!」

多分神様からの手紙だと思うけど、テキトーだな。

まぁ異世界転生とかはあったらいいなーとか思ってたしちょうどいいか

「ん?」

紙がもう一枚ある「後、異世界に行ったら捕まるなよ?」

いや、悪いことはしないけど。

そして、足場にいきなり穴が開いて  落ちた

「おかしいだろーー!!」

 落ちていく穴の奥から光が見えた 

変な転生の仕方だな


  「はっ」

気がつくと森の中だった

「せめてワープにしてくれよ」

愚痴を言いながら周りを見渡すと道が見えた

「この道を辿ったら町に着くかな?」

道に出ようと思って歩いてたら、身体中が草木に当たって痛い。

そのはずだ。なぜなら

「なぜ裸なんだー!!」

はっ そういえば手紙に「後、異世界に行ったら捕まるなよ?」って書いてたな

「捕まるなよってそういうことかよー!!」

服は死んだ時のでいいだろ!ふざけんなー!

「誰かいるの?」

ヤバい!誰か来る!ひとまず隠れよう!見つかったら、   捕まる

「誰もいない」

あれは耳が長い、エルフってやつか?ということはホントにRPGの世界に転生したらしい。それにしても、

金色の髪に出てるところは出てる

いかん!これじゃホントに変質者だ!頼む!どこかに行ってくれ!

「あっちかな?」

森の奥へ進んでいく。

「助かった」

いや、まだだ。どうにかして着るものを見つけないと見つかるのも時間の問題だ。

「なにか無いか?」

大きな葉っぱがある

・・・これで隠せば

いや、ダメだ。余計に変質者に見える。

ガサッ

しまった、見つかった!

狼だった

「よかったー、人じゃなかった」

いや、大丈夫じゃない。襲われたら死ぬ

「ガルルル」

ヤバい、襲われる何か武器になるのは

落ちていた木の棒を拾った。そしたら

 

木の棒

攻撃力1


表示が出た

「ゲームかよ」

いや今はそれを気にしてる場合じゃない、これで戦うしかない。

「ん?」


HP10


表示出た

どうやら戦う意識をすると出るみたいだ

つまり10回当てると倒せるってことだな

・・・やってやる

やってやるよ。

「うおおぉぉ!!」

 当ててはかわして当ててはかわしての繰り返しが続いた

「あと一回だ」

うおりゃあぁ!

グチャ

・・・グチャ?

HPが0になった瞬間、攻撃を当てた頭が変形した

ドチャ

頭からゲロとケチャップを混ぜた感じのが出てきた

「・・・えぇ グロ」

そこはせめて毛皮に変わるのかだろ、なんでそこはリアルなんだよ。すると

ポンッ

煙が出て毛皮に変わった

「・・・」

ひとまず毛皮を腰に巻いた

 それから石と縄を見つけて棒に巻き付けて


石斧

攻撃力7


をてにいれて狼をグチャっと倒し上着にした

すると


狼の毛皮の服

防御力3


手に入れた

「・・・違う」


転生したらRPGの世界に来たけど・・・


なにかが違う



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