小説を書くようになって改めて読むと、すんばらしい冒頭ですね〜!
冒頭くらいしか知らず、ちゃんと読んでいないのですが、読んだら非常に勉強になりそうです(哲学や倫理としても、歴史としても、エンタメのお手本としても……)。
これを機に、祇園精舎と沙羅双樹を検索してみました(実は今までよく知らなかったので 汗)。どちらもインドにあるんですね。仏教観の強い物語なのだと思いますが、冒頭からスケールの大きさを感じます。
小説に関しては、新しい作家さんもけっこう積極的に読むのですが、音楽に関しては、新しいミュージシャンはみんな小学生の子どもたちから教わっています(笑)。そんな中、小説でも音楽でも、昔から活躍していらっしゃる大御所さんが新しい作品を出されるとテンション上がります。何十年も活躍されるって本当にすごいことだと思います。
作者からの返信
琵琶法師の弾き語りによる物語――ってことらしいので、平家物語は声に出して呼んだ時のリズムが素晴らしく、美しいと思います。
こういう形(かた)をもった文芸は結構好きです。人が自然と心地よく感じるリズムを備えた形に沿った文芸です。有名な漢文の読み下し文とかね。
私が子供の頃も小学校の国語で古文なんてありませんでしたが、でも平家物語の冒頭は小学生時代に(学校ではなくおそらく塾で)中学受験の社会科(歴史)の範疇として覚えさせられた記憶があります。
おかげで意味はともかく言葉だけは体に染み付いたらしく、ふとした拍子にその一節が出てくることもあるようで……。つい最近もエッセイで(カクヨムではなく他サイトのエッセイで)『これも一種の「奢れるものは久しからず」でしょうか?』などと書いたばかりでした。
平家物語の冒頭。きちんと勉強するならば話は別ですが、無理して覚えるだけだと、子供目線では「よく意味はわからないけれど、なんだかかっこいい表現が並んでいる!」みたいになってしまいますね。少なくとも、私の場合はそうだったようです(笑)
作者からの返信
五音と七音が連なるリズムは、日本語の話し言葉として非常に自然でなめらか。するすると耳にはいってくるので、覚えちゃいますよね。