第3話 やり方を変えないと
KAC2023が終わりました。
カクヨムコン8の中間選考結果が発表されました。
それぞれ参加していたみなさんの結果はどうでしたか。仲良くしてくださっている方のお名前がたくさんありました。おめでとうございます。さて、どちらにも参加していた藤光はどうだったのか?
結果についてはKAC最終作のなかで赤裸々に書いてますのでそちらをご覧ください<(_ _)> https://kakuyomu.jp/works/16817330654539273220/episodes/16817330654539286317
さて、KACとカクヨムコンが終わって感じたこと。個人的に感じたことですが、「これはきっかけだな」と。KACとカクヨムコンに参加してみて、変わらないといけないなと痛感しました。
わたしはWebで小説を書きはじめてから7年ほど経ちます。その間、日々の生活のなかで小説を書くペースを身に着けてきたように思いますが、その生活のリズムが、半年前の転勤で大きく変わりました。遠い街まで自動車通勤することになったことで、小説を書くことができない時間が大幅に増えたのです。
この半年間、なんとか以前のように小説が書けないか、もがきながら取り組んできましたが、小説のことを考えるための時間が絶対的に足りず、以前と同じように小説を書くことはできないという結論に達しました。
――変わらないと。
同じように書いていると書けないのであれば、これまでとは別のやり方で書かないといけない。以前とは違うジャンル、以前とは違うテーマ、以前とは違う方法論で作る、いまの生活リズムに合致した作品を作らないといけない。
このあいだ、NHKのクローズアップ現代で「若者のあいだに短歌ブームがやってきている」というのをやってたんですが――たとえば、小説をやめて、短歌を作るとかね。
短歌ブームってなんとなく分かります。『五・七・五・七・七』31文字で表現される短歌は、とても短い時間で鑑賞できますからね。四六時中スマホを覗き込んで「時間がない、時間がない」と言っている現代人にはぴったりの文芸だと思う。
特に若い人はSNS抜きに生活できないでしょうから、なんでも短く、スピーディーに、というのは至上命題でしょうからね。
何千、何万文字も費やして書かれる小説より、ずっと書くのも早いでしょう(もちろん、一文字あたりに費やす時間は小説の何十倍にもなると思いますが)。もしかしたら、わたしのように「表現したいけど、そのための時間が少ない人」にも合ってるかもしれません。
とにかく、いまのわたしの置かれた環境で、じぶんの能力がいちばんよく発揮できることに取り組まないと良いものができないなと感じたカクヨムコン&KACとなりました。
このエッセイだってのんびり書いていくしかないな〜と思ってます。ではでは。
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