汚部屋に住んでいたにゃあと鳴くケモノ

三屋城衣智子

汚部屋に住んでいたにゃあと鳴くケモノ

 お腹が痛いんです。

 夜中なのにぐきゅるるると痛い。

 おかげで寝られません。

 執筆しようにも、痛くて元気な話が書けない。

 なのでとっても薄暗く悲しく鬱々な話を書こうとおもいます。

 全てはフィクションです。(フラグ)


 昔々、婚活戦場の最前線に投入されていた時のことです。

 家族思いだし、話も積極的にリードしてくれるし、改造ゲーム機をプレゼントなんていう少々首を捻る動きをするものの、優しそうなターゲットを自動小銃で狙い撃ちしようと思っていたのです。


 飲まない、吸わない! という前評判の彼です。

 照準を合わせて、いよいよ撃とうと、ご両親との面接をしたわけです。

 お部屋なんかも見せてもらったりなんかしちゃって。


 ……ん?

 壁紙が……ヤニ、色?


 あ、ご両親顔合わせ任務は無事(?)完了してます。


 結局吸わないは嘘でしたが、禁煙努力をしてくれる。

 とのことで、これはもう引き金引いてパーン! でしょ。


 と思ったら、なんていうか、ゲームの話で雲行きが怪しくなりました。

 当時某大人気のRPGだったのですが、ここまで進めたよー、というと、素っ気ない反応。


 何故に?

 ハマらせてきゃっきゃうふふの会話で仕留める算段じゃあないの?


 後でハッと気付きました、難しいところを、私わかんなぁーいって言われて教えてあげる待ちだった!


 すまん!

 スーパーマリオわりとガチでご近所のガキンチョ連中と寄り集まってやりこんでた!

 すまぬ!

 ファイファン、エアリスー! って叫び済み!

 すまん!

 アークザラッドの、ツーかな? 真のラスボスお昼ご飯スルーしてリザレクション連打でクリアしてた!(レベルギリで挑んだから、あれは心が折れかけた……ボスの後に真ボスでてくるとかおもわないじゃない結局真ボス戦何時間かけたっけかな……)


 結局連絡が来なくなり、スナイプの腕を披露するどころかその前にも連戦連敗だったものだから選ばれないダメな子……と、一気に気落ちし汚部屋のボスと成り果てた私。

 朝起きることも困難な日にゃ、当時仕事してたところのお偉いさんが、死んだかと思って様子を見に来てくれる優しさをもらったのでした。


 人間って素晴らしい。


 あ。

 改造機にコピーデータとか、良い子のみんなは真似しちゃダメだぞ☆

 うしろにてがまわっちゃうからねー。

 身内じゃない人にそういうものぽんと手渡すとか、嘘つくとか、そういう人と縁ができなくて運があったのかもしれないな、と今では思ってます。


 汚部屋は浄化しました。

 けど、汚部屋ツクール人とは縁ができてしまったので、今ずっと賽の河原積みしてます。

 はて、私何かしたんかな。


 まぁ、真ボス倒すのにうん時間かけるのへっちゃらだったりするので、ぼちぼち行きます!


 物の地層掘るのも楽しいよ☆


 まだお腹痛い、けどねないとあすに差し障る。

 うう。

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汚部屋に住んでいたにゃあと鳴くケモノ 三屋城衣智子 @katsuji-ichiko

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