詩
君は昼の太陽のよう。
誰も信じられなかった日々に
終わりを告げた。
いろんなことが怖かった。
でも、もういいんだ。
風が吹いた
色のない風が吹いた
窓を開いた
僕らの記憶にはない光景の中だ
いや、君の記憶にもない光景だ
じゃあ僕だけの世界だ
記憶の中のこの部屋で
強く強く吹く風が吹いた
馬鹿げた話をしよう。救いもない。答えもない。
そんな話が今流行りらしい。
少しだけ復讐を願ったら願ったり叶ったり
孤独も悪いもんじゃない。
少しも足りたもんじゃない。
君の言葉に動かされている。空っぽの心なんだ。抜け出せないよ。
強い覚悟でおぼつかぬまま彷徨う決意をした。
目に書いた誓いは脆い。
崩れた自分を取り戻せる気がしない。目を瞑るたび悔しさがこみ上げてくる。過去に戻れるのなら戻りたいと願ってももう遅いんだよな。
僕の胸は空っぽだった。
タイピングが早くなるのと同時に虚しさを感じるようになってきた。
頭のどこかで、無意識に、君を、探し求めていることにも気づいた。
生涯忘れられない人です。懐かしくて安心できる人。
じゃあ今ここで僕が僕であるために君を愛し続けるよ。
君の笑う夏に抱かれて眠れない日々を噛みしめる。
感傷に浸った。曲は何でも良かったんだ。ただ幸せを感じられたなら。君のことを忘れさせる曲がないとわかっている。
君の胸の中に飛び込んで行かなかったことを後悔している
人生最後の日に思い返すのは、多分、君との日々だ。
ありがとう、あえて良かった。こんなにも幸せでいいのかな。未練がましくおもうことがないように、もっと、ありがとうを伝えたかった。
また、会える日まで、さよなら。
凪吹く春風 HASUKI @batyutyu
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