凪吹く春風

HASUKI

晴れたかなんてどうでも良かった。


君が笑うのがいい。


きっとみんなも君の声が心地よくて笑う。



雨がふらなくてよかったね、と、泣く

君と泣く


雲が空にかかっていた。

特に行きたいとこもなく彷徨った。


君は僕より先を歩いていた。


こんなんじゃくだらない言葉でしか語れないような人生だ。


散々だ。

諦めと挑戦とが入り混じった複雑な場所、

君はここにいる僕をどう名付けるだろうか。

なんとでも言ってくれ。


もしかしたらだけど、


君からじゃ僕は見えないところにいるというのか。

 



あの子は今日も元気に笑う。


そんなあの子に届かないこの思いはどうしたらいいんだろう。


自分が憎い生き物に思えても、世界は相変わらず、このままだ。


ずっと溢れている。

君との思い出の世界、苦しさも、

喜びも、記憶で溢れている。


些細な口喧嘩、感情的な口ぶり、全部、

どうでもよくなんかない、


君と過ごした記憶を消されるなら人生全部をこれに引き換する。




変わらない日々が終わった、


春を背負った君の背中に、


優しい追い風が吹いた。


僕は君のようになりたい!



これは、春のような君に向けた、

愛の詩だ。


僕は一人、部屋の中で、

君の好きな人には到底なれないから

泣きじゃくる。



失恋なんて知らなかったからなんか、初めて、をもらったようで。



恋い焦がれた季節の中で生きる君、

忘れられぬジャスミンの香り


ありがとうね、


さようなら、


愛させてくれて。


君との日々が、

どんな傷も優しく包み込んでくれているから。 



消したいくらいの日々だけど、

思うだけじゃ消えぬ日々にいる、


消えてしまえ、と、言われるかもしれない。


言いたいことも口の中でつっかえて、

わだかまりを残すばかりなんだよ。


叫び疲れるまで、言葉の池が溢れるまで伝えたらよかった


色々あことがあるものだ、人生は。


不可抗力な出来事に心臓が震え潰され八方塞がりになる。



時として一生奥へ奥へと続くはずの、後悔の海を渡っていく



僕がいつかおとなになって何もかも放り出したくなったときにわかることが今から育っている


花が咲いたときに、消えたいとかいうようなことばかり口に出さないからね



人は、、、、、、


愛を感じられるために失敗を犯す


だからこそ人は人の心を、知るのでしょう。



恋愛っていうもの自体がトラウマと同類語



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