なぜなぜ質問箱は箱なのに

つくも せんぺい

自分で書いたら、回答用紙の文字は読めるでしょうか?

 つくもです。出会ってくださりありがとうございます。

 企画って突然何のこと?

 っていう方もいらっしゃると思いますので、本題に入る前に企画紹介から。


 企画主:手塚エマ 様

 企画名:なぜなぜ質問箱


 以下、紹介文(既知の方は◇の間は同じものです。)


 ◇


「あなたが好きな小説は何ですか?」

「その小説が好きな理由を教えてください」


 といった感じの、自分語りの企画です。

 答えて下さった作家さんの人柄や個性が、読者様に伝わったところから、

 この作家さんの小説を読んでみよう! 

 に、繋がるといいなあと、思っています。


「理由はわからない」も、OKです。では、どうぞ。


 ◇


 ……というわけです。

 投稿サイト新人の自分にはなんと慈悲深い企画(涙)

 嬉々としてお邪魔してきました。

 え? お邪魔?

 だって箱に入れる回答用紙は、会場で口頭でとのことでしたよ?


 実際アンケート場は個室で区切られていて、入ると係の方がいらっしゃいました。

 同時に何人かの方が質問を受けていたのではないかと思います。

 やっぱり、公開P.Nのみの匿名投稿サイトの自主企画だけあって、他の皆様のご尊顔を拝見することは叶いませんでしたが。


 ……え? そんな場所なかった?

 まぁもう答えちゃったし、良いではないですか。

 ではでは、回答の様子をどうぞ。


 ※ 今作では質問番号の表記を変更しておりますが、順番はそのままです。



【質問1-1】

「あなたのペンネームを教えてください」


『つくも せんぺい』 です。

 よろしくお願いします!

 あ、記入していただけるんですね?

 自分が書いたら字が汚いので助かります。


【質問1-2】

「そのペンネームにしたいきさつを教えてください」


 自分の地元が九州西の端の県。

 皆さん県名とか普通に言ってらっしゃいますか?

 そうでもない? ならそのままで。

 地元のおみやげ銘菓の名前の読み方を変えて、ひらがなにして、使わせていただいてます。美味しいですよ~と、詳細言ってないのに宣伝します。

 昔は本名に方角が入っているので、その逆方向を名前に使ってました。


【質問2-1】

「あなたが好きな小説をひとつだけ教えてください(プロ・アマ問いません)」


 カクヨムって空間でひとつってところがまた面白いですね。

 これ皆さん絞れていらっしゃるんですか??

 あ、早く? 脱線多いですかね。すみません、はい。

 なら、紹介したいー! って観点で、


『ピアズ・アンソニィ著 魔法の国ザンスシリーズ「カメレオンの呪文」』


 でお願いします。


【質問2-2】

「? その理由を教えてください」


 結構昔からある、外国のファンタジー作品の1作目なのですが、あ、翻訳版ありますよちゃんと。理由なのであらすじはぶくと、とにかく条件設定、伏線回収、世界観が素晴らしい。

 あと登場人物が男女問わずなんだかセクシーですね。

 魔法=個性、その強弱や使い方が、最近だと珍しくないのでしょうが、とても秀逸でした。

 自分の今までの人生で一番繰り返し読んだ一冊です。

 じっくり読むタイプの物語ですが、頭の中に何人いて会議したらこうなるんだろう思います。

 早口でしたか? もう一回言いますか?


【質問3-1】

「…あなたが好きな作家を一人だけ教えてください(プロ・アマ問いません)」


 そっかぁ、作品と作家さん分けるんですね。

 しかも一人。カクヨムって空間で(以下略)。

 うーん、『三浦しをん』先生ですかね。 


【質問3-2】

「…その理由を教えてください」


 創作において、自分の根幹になっている方かもなぁと。多分出会わなかったら書いてないです。


【質問4-1】

「あなたを動植物に例えると?」


 動物……ひつじ?

 植物もですか??

 うーん、よ、よもぎ?


【質問4-2】

「よもぎ? その動植物を選んだ理由を教えてください」


 あんまり考えたことなくて。

 ひつじは、人畜無害でありたいなぁと。

 よもぎは、食べれないよりは食べれたほうがいいな。くらいです。

 よもぎみたいなおじじおばばになりたい。


【質問5-1】

「あなたが好きな漫画をひとつだけ教えてください」


 聞いてくれるんですか! ありがとうございます!

 岩明 均 先生 作 『寄生獣』 です!


【質問5-2】

「……その理由を教えてください」


 いや、幼少期から一択なんですよね。これだけは迷わない。

 逆に自分が理由を聞きたい。

 読んで教えてくれませんか?

 いや、椅子下げて離れなくても充分離れてますよ?


【質問6-1】

「あなたが好きな音楽(曲)を、ひとつだけ教えてください。

 歌詞のないクラシックなどでもOKです」


 曲名覚えてないな…ちょっと待ってくださいね。

 マイナー回答ばかりな気もするので、ちょっと二曲にさせて下さいませんか?

 だけって書いてある? まぁまぁ、ね。


 インスト『fox capture plan アルバム[WALL]より 疾走する閃光』


 歌あり『メガテラ・ゼロさん の ショートケーキ』ですね。



【質問6-2】

「(舌打ち)その理由を教えてください」


 前者はインストバンドなんですが、疾走感が他に類を見ず出会った時の衝撃のまま色褪せない。いまも聴いてます。

 後者はオリジナルにグサッとくる歌詞やメロディーが多い方で、知って聴いてみてほしいなぁと。


【質問6-3】

「どんな時に、その曲を聴きたくなりますか?」


 いつでも、寝る時以外?


【質問7-1】

「自作の中でいちばん好きな作品を教えてください。

 エッセイ、ノンフィクションでもOKです。

 できればリンクを貼ってください」


 リンク貼るの、後でやってもらえるんですか?

 あ、紙? これが掲載ページだから自分で?

 はーい。


『太陽がまた散ル頃に』です。

 リンクどうやるのかな?

 https://kakuyomu.jp/works/16817330653172869547

 違ったらごめんなさい。


【質問7-2】

「その理由を教えてください」


 自作でテーマ性がハッキリしている唯一といっていい中編作です。

 かわいい子どもみたいな心地ですかね?

 民俗学を含んでいて、起承の間、読むのにカロリーが必要かも知れませんが、読んで下さった皆様がその結末をどう感じてくださるか、気にはなりますね。


【質問8-1】

「何か趣味とかありますか?」


 コロナもあったし、またやりたいのはボルダリング。

 日常だと料理、洗い物?

 創作も趣味の領域ですね。


【質問8-2】

「その趣味の良さを教えてください」


 ボルダリングは黙々と自分との時間だからですかね。

 昨日より先に進めた時の達成感が好きです。

 細腕のくせにって? 体型関係なく意外といらっしゃいますよ。

 力だけじゃなく、コース取りや体重移動だけで登れたりもします。


 料理や洗い物は、職業柄明確な終わりがない仕事なので、

 その影響か、結果や終わりの見えることをするのが好きなんですよね。

 不器用なのか掃除は苦手ですが、洗車は好きです。

 料理の味は……、まぁいまこうして生きています(汗)


【質問9】

「家の中での普段着を教えてください」


 基本、外出できるように寝るとき以外は着替えます。

 襟付きばかり。

 子持ちだからか、職業病か、まぁそんなところです。


【質問10】

「自分の家の中、または部屋の様子を教えてください」


 田舎のふるーい畳の木造家屋。

 日々子供部屋の浸食と戦っています。


【質問11】

「今日のお昼ごはんを教えてください」


 お弁当です。


【質問12】

「なぜ、そのメニューにしたのかを教えてください」


 なんとか日々、作って頂けているので(涙)


【質問13】

「……今夜のメニューは何にしますか?」

(既婚者の方は奥さんに何を作って欲しいのかを、答えてください)


 たしかほうれん草とベーコンのソテー、チヂミあとは未定。

 大根あったし、豚バラ大根かもです。


【質問14】

「なぜ、そのメニューにしたいのかを教えてください」


 共働きで、二・三日分は先に献立ある程度決めて、先に帰った方が作り始めてますかねー。給食の献立表の前でたまに会議ですね。

 なぜという理由が大事なら、給食と被らないようにするから、自分でも調理可能なメニューだから、かな?


【質問15】

「カクヨムコンテストで落選し、落ち込んでいる友人に、かける言葉を教えてください」


 出してないから月並みなことしか言えませんが……、

『完成させたこと自体がまず凄いんだから、そこに気付いてほしい』

 スクラップ&ビルドは完成させた後と前だと全然質感が違うと思います。


 創作友人はリアルにはいませんが、挫折経験者としてカクヨム作家様の皆様に言いたい。

『書ききったことが凄い。そして書ききった後が本番』と。

 だから完成したこと、チャレンジの門をくぐったことを自身で認めてあげて下さい。


【質問16】

 座右の銘を教えてください。


 日常では

『当たり前を当たり前と思わないこと』


 創作では

『人間が想像できることは、人間が必ず実現できる』

(十九世紀SF作家 ジュール・ヴェルヌ の言葉)


 ですかね。そんな立派なことはありません。

 お金借りない貸さないとかかもなぁとも思います(笑)



「以上です。答えてくださって、ありがとうございます。お疲れ様でした」


 ありがとうございました!


 そして、「これを投函してください」と回答用紙を渡されました。

 後半は雰囲気に慣れて淡々と答えられたなぁ。

 緊張ではしゃぎすぎました。

 なんか退かれていたけど……。


 そして投函前に回答用紙を見直した自分は思い知るのです。

 用紙に書かれた、回答しながら話した雑談やリアクションまで一言一句漏らさず書かれていたことを……。その恥ずかしさに死にそうになることを。

 そして驚くほど膨らんだ文字数を……。


 うん、とりあえず投稿します。

 遊びすぎましたー! 企画者様、読んで下さった皆様、本当にごめんなさい。

 でも、楽しませていただきました。

 ありがとうございました。多分、つくもはこういう者です。

 約四千文字? 誰が読むんだろこれ……。

 お疲れ様でございました。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

なぜなぜ質問箱は箱なのに つくも せんぺい @tukumo-senpei

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ