ありえたかもしれない少し昔の日本を舞台に、特別な右眼の影響で真夜中にしか活動できない主人公・陽と、色々ハチャメチャなヒロイン・セシルによるアクション。
主人公の記憶が曖昧で分からないことが多い展開は、先が先がと気になるストーリー仕立て。注目なのは作中に描写される銃器や車が細かく、作者の『こだわり』がビシビシ感じられました。
割と猛アタックするセシルとそれをいなす陽の軽快な掛け合いや、作中のアクションもテンポよく読みやすい内容で面白い!
(なによりセシルが可愛いですよ……!)
コアな『こだわり』が垣間見える一風変わった右眼が疼く現代ファンタジー。
真夜中の非日常、おすすめです。