推敲しよう1
・推敲しよう
推敲の基本は次のとおりです。
全体を三回ほど音読する
誤字脱字に誤りはないか
表現に誤りはないか
意図が伝わる内容になっているか
第三者に読んでもらう
推敲する時期は、大きく二つにわけられます。
一つは、作品を書いている最中です。
前日書いたものを読み直し、誤字脱字はないか、表現に誤りがないか、意図が伝わる表現になっているかを確認しては直し、新たに執筆していきます。
このくり返しをすることで直す箇所を減らせますし、長編作品の執筆する勢いや心の持ちようを継続することもできます。
二つめは、作品を書き終えたときです。
書き終えたら最低一日、あるいは数日や一週間程、できあがった作品を引き出しにでも入れて見ないようにして忘れてください。
作品から離れることを「寝かす」といいます。
一カ月もほったらかしにすれば、作者でさえ、どんな話を書いたのか忘れているでしょう。そうなってから、引き出しから取りだし、読み直します。
内容を忘れているはずなので、冷静かつ、客観的視点で作品を読むことができます。
少なくとも三回、声に出して読んでください。
誤字脱字をみつけたら直しましょう。
さらに、表現のチェックもしてください。
「おかしな表現はないか」
「スムーズに読むことができるか」
「一文は長くなりすぎていないか」
引っかかる変な表現だと思ったら直しましょう。
また、「伝えたいことが伝わる文章になっているのか」「文章の流れがおかしくないか」もチェックしてください。
いくら誤字脱字がなく表現方法が正しくても、話の順番が前後していたり矛盾があったりしていては、せっかく時間をかけて作った作品を世に出なくなります。
推敲する詳しい内容は、次回につづく。
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