さねちーのオタ活

青春アミーゴ

三年の時の文化祭。

「青春アミーゴ踊ろうぜ」

 さねちーは唐突にそう言った。

 さねちーは山Pが好きだから山Pパートを、僕は亀梨君パートをやることになった。

さねちーは、歌はクソ下手だけど踊りは上手い方だから、歌はCD音源を流して、僕達は踊りに集中することにした。

歌は下手な癖にカラオケに誘えば付いて来るものだから、音痴の歌は散々聞いた。

どれだけ下手に歌えるか「さねち1グランプリ」なるものを開催し、よく笑った。


何故あの時「青春アミーゴ」だったのか聞けば、「何となく踊っとくなら、ここかなって」と答えられた。


あれから踊りに興味が出てきた、さねちーは「ハレ晴レユカイ」とかプリキュアのダンスとか踊る系のアニソンを定期的に踊っている。


この趣味は、きっと会社の誰も知らないだろう。

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先輩と俺  番外編 夢水 四季 @shiki-yumemizu

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