第46話並んで歩ける

久し振りに真澄と足立と3人で会うことになり、さきは、伯母の家を出て足立と合流することになった。「中間地点てことで僕が居るこの街出会うことになったけど2人に難儀させて悪いね」「私も伯母の家から来てるのでそう大変でもないわ」「元気そうよね?」「ええ元気よ。職場も楽しいわ。この間は職場のボーリング大会があってね3位になったの」「3位、凄いじゃないの」「ええありがとうパートナーに恵まれたの」「ふーん。羨ましいね?」「ン?3位は、お食事券をペアで2枚づつ貰ったの」「相変わらず鈍感なんだな。」「それなら佐々木さんとゆっくり…」「足立さんを誘おうかな?と思って」「俺?」「ビュッフェスタイルだから好きなもの食べ放題よ?」「…」「行くって言えば良いのよ。素直に」後ろから声が掛かる「真澄さん」「高橋さん」2人同時に振り返るヤッホー元気よね?「真澄さんも元気そうで何より」「ありがとう。仕事は順調?」「おかげさまで愉しく研修してるわ。愉しくて良いのかなぁ?って気分で居るわ」「みてれば分かる」「高橋さんは?」「公私ともに順調です」「公私?どう言うことだ?」「紹介するわ。来てきて」突然手を振って誰かを呼んでいる「真澄さん?」「もう良いの?」誰か見知らぬ男性がやって来た「紹介するわ同じ県庁のお隣の課にいる加山さん」「こちらは同期の足立さんと清水さんです」「初めまして」お互いに挨拶を交わす「さき、足立君。突然ごめんね」「ううん。ビックリしただけ、意外だったから」「僕も意外だった。高橋さんが彼氏連れてくるとか、秘密主義だと思ってたからさ」「酷い言われようだね?」加山と名乗った男性は苦笑ぎみである「アハハ。でも正直仲が良い証拠だよね」「でっ、さき、足立とご飯行くの?」照れを隠して何気に話題を変えた真澄に「一緒に行っても良いけど。食事券は2人分しかいのよ」さらっと言うさき、「僕は自分で出すよ。」足立が普通に口を挟む「いいのよ。このチケットは私たちの分だから」「でも…」「気にしないでくれ。僕らの分は自分達で出すよ。はじめての場でご馳走されるのって気兼ねするじゃない?」「そうなのか_」「足立さんて凄く真面目なんですね?」「ええどっちかと言うと堅物なんだよね。」「まぁ大学時代からの友人だとそう言う見方も出来るわね?」「同じ東大なの?元カレとか」「それは無い」即答する2人に笑いが出る「別々に良き友人は居ましたよ。同じゼミに居たので長い付きあいなだけです、ご心配無く」「全く心配はしてませんよ。今は僕と付き合っているので」「おぉ自信アリね?」「初めて見かけた時から気になってたんです。」「一目惚れってやつですね?素敵」「俺だってそうだよ?」「あらそうなの?」「そうだよぉ。足立君さきにまっしぐらでアタックしてたでしょうに?」「記憶にございません」「酷い」「アハハ楽しいなぁ。良いおともだちだねぇ」「ええ、最高よ」4人は愉しくビュッフェを味わいWデートを満喫したのだった。

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めぐりあい のぼり @noborizaka3508

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